MF平戸が2戦連続2アシスト!! “降格組”大宮を振り切った町田、半年ぶりのホーム白星
ゲキサカ / 2018年3月4日 23時40分
[3.4 J2第2節 町田3-2大宮 町田]
J2リーグは4日、第2節2日目を各地で行い、町田市立陸上競技場での一戦は、ともに開幕白星スタートを切ったFC町田ゼルビアと大宮アルディージャが戦った。MF平戸太貴が2試合連続となる2アシストを挙げた町田が3-2で競り勝ち、昨年7月16日以来、約半年ぶりのホーム勝利を収めた。
ホームの町田は前節の京都戦(○2-0)から先発1人を変更。MF戸高弘貴がメンバー外となり、前節で途中出場したMF中村祐也がスタメンに入った。一方の大宮は前節の甲府戦(○2-1)から2人を変更。MF横谷繁、FW清水慎太郎に代わり、熊本から移籍したばかりのMF嶋田慎太郎、FW大前元紀が起用された。[スタメン&布陣はコチラ]
クラブ史上初のJ2開幕白星を飾った町田が前半早々に試合を動かした。8分、前節2アシストのMF平戸太貴がニアサイドに蹴り込むと、マークを振り切って走り込んだDF深津康太がヘディングシュート。角度のない位置からポスト脇を撃ち抜き、2試合連続ゴールで先制点を奪った。
1点を追う大宮は前半10分、DF中村太亮の左CKに反応したFWロビン・シモヴィッチのヘッドはGK高原寿康が難なくキャッチ。同17分、MF茨田陽生の縦パスにMF三門雄大が抜け出し、PA内右から鋭いクロスを送ったが、DF藤井航大がスライディングでブロックした。
大宮はさらに前半21分、DF菊地光将のロングボールを受けた嶋田がカットインシュートで相手ゴールを強襲。同23分には、左サイドに開いた三門がゴール前にクロスを送ると、フリーで抜け出した大前がダイレクトで合わせたが、ボールは大きく右に外れていった。
決定的なピンチを相手のミスで救われた町田は前半24分、相手のパスをインターセプトしたDF奥山政幸の縦パスをFW中島裕希が落とし、左サイドで中村が突破。低い弾道の高速クロスにFW鈴木孝司がダイレクトで合わせ、ニアサイドに華麗に流し込み、エースの2試合連発弾でリードを2点に広げた。
町田は前半31分、MFロメロ・フランクの斜めのパスを受けた新主将のMF井上裕大がミドルシュートを放つも枠外。一方の大宮は同36分、敵陣右サイドで獲得したFKを大前が蹴ったが、ゴール前では誰も触れることができずにファーサイドへ流れ、前半はそのまま無得点で終えた。
互いにメンバー交代なしで臨んだ後半は大宮が先にチャンスをつかんだ。2分、嶋田のスルーパスに抜け出したDF渡部大輔が右サイドを駆け上がり、ゴール前にふんわりとしたクロスを配給。高原のキャッチミスを突いた大前がヘディングで合わせたが、ゴールライン上でDF小島雅也が頭でかき出し、かろうじて難を逃れた。
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