「選手のことをとことん考えて作られたソックス」内田篤人も感嘆…足とスパイクを結ぶ“秘密兵器”
ゲキサカ / 2018年3月12日 11時51分
アディダスが発表した『ALPHASKIN(アルファスキン)ソックス』は、これまでの常識を覆す画期的なパフォーマンスソックスだ。シューズと足の一体感を極限まで高め、汗をかいてもソックス内の快適さを保つ最先端のテクノロジーを搭載。ロシアで開催されるFIFAワールドカップに出場する日本代表の公式ソックスとして採用され、代表選手は昨年11月の欧州遠征から実際に着用している。従来のサッカーソックスでは味わえなかった履きやすさとフィット感に選手からも驚きの声があがったという『アルファスキンソックス』。その革新性を、8シーズンぶりにJリーグに戻ってきた内田篤人にも体験してもらった。
内田は2月25日に行われたJ1開幕戦に先発出場し、2853日ぶりとなるJリーグ復帰を果たした。7年半にわたってプレーしたドイツから日本へと舞台を変え、あらためて実感しているのは“サッカーの違い”以上に“ピッチの違い”だ。「日本のピッチは芝生が硬いので、ボールが跳ねる。ドイツのピッチは田んぼっぽいというか、芝生の下の地面が柔らかいので、ボールが勝手に止まってくれるし、そこまで弾まないんです」。ピッチの違いは、選手の身体にも直接的に影響する。ドイツの柔らかいピッチは「臀部や太腿の筋肉も自然とつきやすかった」が、日本の硬いピッチは「膝や腰に負担が来る」。2015年6月に右膝を手術した内田にとっては見過ごせないポイントだ。
愛用する『プレデター』を手にお気に入りのポイントを語る
アディダスのサッカースパイク『プレデター』を着用する内田はドイツでは取り替え式のスタッドだったが、日本では固定式を使っている。サッカー選手のプレーに直結し、そのパフォーマンスを左右するスパイクは、同時に選手の“足を守る”ギアでもある。ドイツから日本という異なる環境に身を移し、大きな手術を乗り越えてきた内田だからこそ、スパイクにこだわっている部分もあるのではないか。そう聞かれると、照れくさそうに「格好良ければいい」と素っ気なく答えるが、「こういうスパイクが自分に合いそうだなというのは自分の中にある。履いたときに『あ、こういう感覚いいな』って」と直感的、本能的に大事にしている部分はある。『プレデター』で言えば、「ヒールが深くて安定感がある」ところが気に入っているし、「足を守ってくれる」ことも実感している。
これまでにないシューズと足の一体感を生み出す『アルファスキンソックス』
近年、各メーカーから発売されているスパイクには、足とのフィット感にフォーカスしたものも多く、素足感覚を生み出すためにさまざまな最新機能が施されている。その中でアディダスが着目したのが、足とシューズの間にあるソックスの存在だ。『アルファスキンソックス』は極細繊維「ナノフロント」を生地に採用し、高い摩擦力によりシューズ内でのソックスの滑りやズレを防ぐ。実際に初めて足入れをした内田は「履きやすい!」と第一声。柔らかく、フィット性に優れたナノフロントの素材は「サッカーソックスは履きづらい」という内田の常識を一変させ、『アルファスキンソックス』が備えた各種機能にも興味津々だった。
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