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「信念をもたらしてくれる」…進退揺れるアーセナル指揮官、ELミラン撃破にホッと一息

ゲキサカ / 2018年3月9日 13時10分

連敗から脱出したアーセン・ベンゲル監督

 公式戦4連敗中だったアーセナルは8日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦第1戦でミランに2-0で勝利した。解任の噂が浮上しているアーセン・ベンゲル監督にとっては、一安心の結果だったようだ。現地メディア『BBC』、『スカイ』などが報じている。

「とても重要な勝利だ。われわれは悪夢のような一週間を過ごしてきたからね」(ベンゲル監督)。それもそのはず。1日、首位を独走中のマンチェスター・シティに完敗したかと思えば、4日にはcブライトンにも敗戦。敗れながらも突破を決めたEL決勝トーナメント1回戦第2戦(2月23日)、カラバオ杯決勝(同26日)に続いて、公式戦4連敗を喫していた。

 これにより、昨季も見られた「#WengerOut(ヴェンゲル、出て行け)」の活動は活性化。ミラン戦を前にしたサポーターアンケートでは、88%が解任に賛成するという事態となっていた。さらに、そのようなネガディブムードは選手にも波及していたようだ。

 勝利後のインタビューに応えた指揮官は「われわれは勝ちはしたが、まだ突破は決まっていない。けど、この結果はわれわれのチームに信念をもたらしてくれる。6日間で3敗目を喫していたら、すべてが難しくなるものだ」とホッとした心境を述べ、「来週の仕事に全てを捧げる。それが目標だ」と15日に行われる第2戦に意気込んだ。
●EL17-18特集

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