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絶好調バチュアイが劇的AT弾!! 上位対決はドルトムントに軍配、フランク長谷部はフル出場

ゲキサカ / 2018年3月12日 4時8分

1点目を決めて喜ぶドルトムントFWミヒー・バチュアイ

[3.11 ブンデスリーガ第26節 ドルトムント3-2フランクフルト]

 ブンデスリーガは11日、第26節3日目を各地で行い、MF香川真司が所属するドルトムントはMF長谷部誠、FW鎌田大地所属のフランクフルトに3-2で勝利した。長谷部はボランチの一角で先発フル出場。足首を痛めて離脱中の香川は4試合連続の欠場となった。鎌田もメンバー外だった。

 共に勝ち点42で並ぶ上位チーム同士の対戦。首位のバイエルンには大きく水をあけられてはいるが、欧州チャンピオンズリーグ出場圏内の4位以内を確かなものにするため、絶対に負けられない一戦となった。大一番には両チームのサポーター81360人が詰めかけ、盛大なムードの中で試合が行われた。

 ホームのドルトムントは前半12分、中盤でのボール奪取からMFマフムード・ダフードが低く蹴り出し、右サイドをMFクリスティアン・プリシッチが突破する。斜めのクロスをゴール前に送ると、ボールに触れたのはフランクフルトDFマルコ・ルス。スライディングでクリアしようとしたボールがネットを揺らし、オウンゴールでドルトムントが先制した。

 さらに前半39分、MFアンドレ・シュールレのパスをMFヌリ・サヒンが受け、浮き球の形で相手のライン裏に大きく展開。最前線にポジション移動をしていたMFマキシミリアン・フィリップがループシュートでゴールに流し込んだが、オフサイド判定が下された。

 ハーフタイムは互いに1人ずつを交代。1点リードのドルトムントはダフードに代えてFWユリアン・バイグル、アウェーのフランクフルトはFWアンテ・レビッチに代えてMFジョナサン・デ・グズマンを起用した。

 後半はフランクフルトが先に決定機をつくった。3分、デ・グズマンが左CKを蹴り込むと、ニアサイドでDFダビド・アブラムがヘッド。うまくミートせずにファーへ流れたが、MFケビン・プリンス・ボアテングが正確なトラップからヒールで狙い、GKロマン・ビュルキが横っ飛びでセーブした。

 ドルトムントは後半17分、フィリップに代えてFWミヒー・バチュアイを起用。一方のフランクフルトも同22分、チームトップの8点を挙げながら7試合得点のないFWセバスチャン・アレに代わってFWルカ・ヨビッチを投入し、攻撃のテコ入れを施した。

 フランクフルトは後半28分、長谷部のインターセプトからボアテングがボールを持ち出し、ゴールから約30mの位置でファウルを受けてFKを獲得。すると同29分、デ・グズマンの鋭いキックがゴール前を襲い、マークを振り切ったヨビッチが正確なヘッド。ベンフィカからやってきた20歳ストライカーの今季5点目で、試合を振り出しに戻した。

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