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後半ATに2-2も…長谷部は立ち上がりの失点悔やむ「もったいなかったかな」

ゲキサカ / 2018年3月12日 12時15分

MFマルコ・ロイスとマッチアップするMF長谷部誠

 フランクフルトMF長谷部誠は11日、ブンデスリーガ第26節でドルトムントと対戦した。足首を痛めて離脱中のMF香川真司は4試合連続の欠場となり、日本人対決は実現しなかった。ボランチの一角でフル出場した長谷部は「全体的に見て、やはり立ち上がりがもったいなかったかなと思う」と前半12分のオウンゴールを嘆いた。

「ドルトムントも連戦で体力的にキツイなかで、日程的に自分たちにも分があるかなと思っていた。やはり立ち上がり10分、15分ですね。そこでプレッシャーかけられて、その時間帯に失点して、前半は非常に苦しいゲームになってしまった」

 前半は苦しんだフランクフルトだったが、「後半は修正して自分たちがいい形でプレッシャーをかけられた」と流れを変えた。後半28分、長谷部のインターセプトからボールを持ち出したMFケビン・プリンス・ボアテングが約30mの位置でFKを獲得。MFジョナサン・デ・グズマンの鋭いキックをFWルカ・ヨビッチがヘッドで合わせ、1-1に追いついた。

 後半32分には最終ラインの乱れを突かれ、スルーパスに抜け出したFWミヒー・バチュアイのゴールですぐさま勝ち越された。長谷部は「とにかくポジションを守ってやるということを言われた。そういう意味では2失点目はもう少し対応の仕方が、個人的にはできたかなっていう感覚もあったので、評価の難しいゲームになりましたけどね」と振り返った。

 上位チームの白熱した直接対決は終了間際までスコアが動いた。後半アディショナルタイム2分、MFダニー・ブルームの劇的ゴールでフランクフルトが2-2に追いついた。ドルトムントが最後の意地を見せ、同4分にバチュアイが決勝ゴール。フランクフルトは2-3で競り負けた。
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