大迫が左足同点ゴールで今季3点目も…降格迫るケルンは今季4度目の2連敗
ゲキサカ / 2018年3月13日 6時45分
[3.12 ブンデスリーガ第26節 ブレーメン3-1ケルン]
ブンデスリーガは12日、第26節3日目を行い、FW大迫勇也が所属するケルンは敵地でブレーメンと対戦し、1-3で敗れた。4試合連続で先発した大迫は同点弾を決め、今季3点目。シャドーの一角でフル出場した。
大迫は序盤から左シャドーのFWクラウディオ・ピサーロと息のあったパス交換で攻撃に絡む。前半15分、高い位置で相手ボールを奪った大迫がPA手前から左足を振り抜いたが、シュートは枠を捉えられなかった。
ケルンは守備時に5バックで攻撃を跳ね返していたが、セットプレーのチャンスを生かしてブレーメンが均衡を破った。前半33分、MFズラトコ・ユヌゾビッチが右CKを蹴り込み、ファーサイドのDFミロシュ・ベリコビッチが右足ダイレクトでゴール左隅に流し込んだ。
0-1で折り返した後半開始と同時にケルンは2枚を同時に交代。序盤に相手のスパイクが顔面に入り、鼻から出血したDFフレデリク・セーレンセンを下げてMFサリフ・エーズジャン、テロッデを下げてMFレオナルド・ビッテンコートを投入。ピサーロが1トップに上がり、ビッテンコートがシャドーの一角に入った。
勝利すれば最下位脱出となるケルンは大迫のゴールで試合を振り出しに戻した。後半8分、左サイドのビッテンコートが斜めにパスを入れ、ピサーロが大迫にラストパス。PA内に素早く抜け出した大迫は速度を落とさずにワンタッチから左足シュートでネットを揺らした。
大迫のゴールは2月17日の第23節ハノーファー戦(1-1)以来、3試合ぶり今季3点目。早い時間に追いついたものの、その5分後にはブレーメンが勝ち越しを許す。後半13分、カウンターから最終ラインの背後に抜け出したMFミロト・ラシカが飛び出してきたGKとの1対1を制し、無人のゴールに流し込んだ。
1-2に突き放されたケルンは後半30分に決定機を迎え、右クロスにピサーロがヘッドで合わせたが、シュートはわずかにゴール右に外れた。終盤、最後の反撃に出たケルンは後半43分、右CKにニアサイドの大迫がフリックしたが、これはピサーロには合わず、次の1点をブレーメンに奪われてしまう。
後半45分、ブレーメンはケルンが前がかりになったスペースを突き、カウンターからMFマキシミリアン・エッゲシュタインがダメ押しの3点目。1-3で敗れたケルンは今季4度目の2連敗。17位ハンブルガーSVが敗れ、勝利すれば最下位を脱出できたが、勝ち点は上積みできなかった。
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