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ラスト5分の出場でシュート2本…鹿島のルーキーFW山口一真「確実に手応えはある」

ゲキサカ / 2018年3月13日 22時43分

鹿島のルーキーFW山口一真は後半40分から途中出場した

[3.13 ACLグループリーグ第4節 鹿島1-1シドニーFC カシマ]

 与えられた時間が5分しかなくても、それを言い訳にするつもりはない。阪南大から今季、鹿島アントラーズに入団したFW山口一真は1-1の後半40分から途中出場。「残り時間が少ない中、相手ディフェンスに果敢に仕掛けて崩したかったけど、うまくいかなかった。残念です」。シュート2本も得点には結びつかず、「チャンスはあったけど決め切れない。そこは僕の課題」と反省した。

 7日に敵地で行われたACLシドニーFC戦(2-0)で後半39分からピッチに立ち、プロデビュー。10日のJ1広島戦(0-1)はメンバー外だったが、ターンオーバーを採用しているACLで再びチャンスが来た。前回は6分、この日も5分という限られた出場時間。それでも「長い時間出ればというのはあるけど、そんなことを言っても変わらない。与えられた時間でゴールに結びつくプレーを出せるように、練習からしっかりやっていきたい」と力説した。

「確実に手応えは自分の中である」。ACLを2試合経験し、山口はそう力を込めた。ドリブル、パス、左右両足から繰り出す正確なシュート。規格外のポテンシャルを秘めた22歳のルーキーは常勝軍団で着実にアピールを続けている。

(取材・文 西山紘平)
●ACL2018特設ページ

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