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長崎、待ちに待ったJ1昇格後初勝利!! 今季初黒星の湘南は16歳MFがトップデビュー

ゲキサカ / 2018年3月14日 21時24分

同点ゴールを決めた長崎MF新里涼

[3.14 ルヴァン杯GL第2節 長崎2-1湘南 トラスタ]

 ルヴァン杯は14日、グループリーグ第2節を各地で行い、V・ファーレン長崎は湘南ベルマーレとホームで対戦した。同カードとなったJ1開幕節では1-2で敗れていたが、今度は2-1で勝利を収め、歴史的なルヴァン杯初白星を飾った。

 今季の公式戦で3分1敗の長崎は、リーグ前節の浦和戦(△1-1)から先発11人全員を変更。ルヴァン杯第1節神戸戦(△2-2)で移籍後初ゴールを記録したMF名倉巧がスタメンに名を連ねた他、MF木村裕は今季初出場を果たした。

 一方、今季負けなし(2勝2分)の湘南も、リーグ前節の名古屋戦(△1-1)からスタメン11人全員を変えた。GK後藤雅明、DF島村毅、MF小林祐介、MF石原広教の4人が今季初出場。さらに湘南ユース1年のMF柴田壮介がベンチに入った。

 先に試合を動かしたのはアウェーの湘南だった。前半4分、19歳のMF齊藤未月がMF新里涼からボールを奪い、ゴール前までドリブル突破。相手3バックを一気に抜き去って、PA外から右足を振り抜くと、GK徳重健太の手をかすめてゴールに突き刺さり、プロ初得点が決まった。

 ところが前半6分、長崎が試合を振り出しに戻す。順天堂大から加入したMF米田隼也の突破から相手を押し込むと、こぼれ球が同じく順天堂大出身の新里の元へ。直前のプレーでミスから失点にかかわった22歳が鋭い弾道のミドルシュートでゴール右隅を射抜き、同期コンビで価値の大きな同点ゴールを導いた。

 互いにファーストシュートが決まってイーブンスコアとなった前半15分、湘南は18歳MF新井光のスルーパスからFWアレン・ステバノヴィッチがシュートを放ったが、冷静に対応した徳重がしっかりとブロック。その後は互いにチャンスをつくれない形が続き、1-1のまま前半を終えた。

 後半15分、長崎は米田のクロスに反応した名倉がワントラップから右足で狙うも、わずかに枠外。一方の湘南は同20分、A・ステバノヴィッチに代えてFW端戸仁を入れると、同22分、PA右脇を突破したDF坂圭祐のクロスに端戸が飛び込んだが、長崎DFがスライディングでクリアした。

 長崎は後半25分、MF幸野志有人を下げてMFベン・ハロランを投入。湘南は同27分、新井に代わって2001年生まれで16歳の柴田を大抜擢した。さらに長崎は同31分、木村に代わってFW平松宗を入れるなど、互いにフレッシュな攻撃陣で勝ち越しを狙いにいった。

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