久保建英“得意なコース”で歴史的ゴール!16歳エースの矜持「勝たないと意味がない」

ゲキサカ / 2018年3月18日 15時15分

試合後、サポーターとともに「シャー!」を披露するFW久保建英

[3.14 ルヴァン杯グループA第2節 FC東京1-0新潟 味スタ]

 記録を塗り替える歴史的なゴールが生まれた。FW久保建英が記念すべきトップチーム初ゴール。自らの左足でルヴァン杯史上最年少得点を16歳9か月10日に塗り替え、FC東京に待望の今季初勝利をもたらした。

「0ー0だったのでどんどん前に入っていってほしいと監督にも言われていた」。後半25分にピッチに送り込まれた久保は右サイドハーフに入り、積極的に仕掛けた。迎えた後半31分、MF高萩洋次郎が縦パスを通し、FWディエゴ・オリヴェイラが落としたボールに反応。

 その一つ前に高萩からパスを呼び込んでいた久保は「結果的に一個前(オリヴェイラ)にボールが入って、DFの注意をそらしてもらった」と走り込んでパスを受けると、スピードを上げたドリブルで守備網を切り裂き、PA内に進入。やや左に持ち出して得意な角度にシュートコースを生み出し、豪快な左足シュートを突き刺した。

「自分の得意なコースなので思い切って打てて良かったです」。得点後は迷わずゴール裏へと走り、ジャンプ一番、喜びを爆発させた。「うれしかったのと、いろんな方の期待に応えられてよかったのと半々」。重圧を乗り越えて結果を残し、チームを勝利に導いた。試合後は味の素スタジアムのサポーターとともに「シャー!」を披露。「これからも何回もできればいいかな。そこは貪欲にいきたい」とさらなる活躍を誓う。

 昨季、FC東京U-23の一員としてJ3で2得点を決めていたが、トップチームではこれが初ゴール。16歳9か月10日での得点は、2005年3月19日にFW森本貴幸(当時東京V)が16歳10か月12日で記録した大会最年少ゴールを抜いてルヴァン杯史上最年少得点記録となった。

 歴史に名を刻む16歳9か月10日弾が決勝点となり、FC東京が1ー0で勝利。チームにとっては昨年9月16日のJ1第26節仙台戦(1-0)以来、約半年ぶりの公式戦白星となった。「プロの世界でやっている以上、勝たないと意味がない。自分だけじゃなく、全選手が勝ちにこだわっていると思う。それは当たり前というか見失わないようにしたい」。歴史的なゴールも、勝利に結びついたからこそ価値がある。大勢の取材陣に囲まれた16歳の若きエースはプロとしての矜持を示した。

(取材・文 佐藤亜希子)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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