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序盤で10人の柏、フォルラン擁する傑志に初ゴール&初勝利を献上…まさかのAT被弾

ゲキサカ / 2018年3月14日 22時57分

[3.14 ACL第4節 傑志1-0柏]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は14日、グループリーグ第4節を各地で行い、3位の柏レイソル(日本)はアウェーで最下位の傑志と対戦した。数的不利を強いられながらも攻め続けたが、後半アディショナルタイムに失点を喫して0-1で敗戦。勝ち点を積み重ねることができず、グループ3位にとどまった。

 ここまで1勝1分1敗の柏は4日前に行われたリーグ戦前節のC大阪戦(△1-1)からDFパク・ジョンス、FW江坂任を除く先発9人を変更した。GK桐畑和繁、MF栗澤僚一は今季初出場。DF古賀太陽、FW山崎亮平はACLデビューとなった。

 序盤は一方的に攻撃を展開していた柏だったが、前半15分にアクシデントが発生する。カウンターから攻め込んできた傑志FWアレックスに対し、入れ替わられたDF亀川諒史がファウル。反則地点はわずかにPA外で命拾いしたかと思われたが、主審は亀川にレッドカードを提示。早々に10人となってしまった。

 前半16分、傑志FWディエゴ・フォルランのFKは大きく枠外。布陣を4-4-1とした柏は同19分、この日が誕生日の山崎を下げてDF小池龍太を入れると、同21分、FWハモン・ロペスが単独突破でゴール前に攻め上がり、相手に倒されてFKを獲得する。ところが同22分、FW瀬川祐輔のキックは壁に当たって枠をそれた。

 数的不利ながら優勢を保つ柏は前半31分、小池のアーリークロスにR・ロペスが頭で合わせるも、ボールはGKの正面に。傑志は同35分、フォルランが左足ミドルシュートを放ったが、かろうじて枠外。柏は同38分、右サイドを突破した瀬川がGKとの1対1からシュートを狙うも、うまくミートしなかった。

 柏はスコアレスで迎えた後半5分、こぼれ球からの展開を受けた瀬川が相手をかわし、強烈なシュートでネットを揺らす。ところが、直前のパス時点でオフサイドポジションにいたとして、ゴールは無効となった。さらに同9分、小池のクロスがPA外にこぼれ、R・ロペスがミドルレンジから狙ったが、相手DFにヘディングでクリアされた。

 なおも攻め込む柏は後半19分、R・ロペスが左足ミドルシュートを狙うも枠外。同20分、精彩を欠いていた江坂に代わって第2節で得点を挙げたFWクリスティアーノを投入した。同25分、左サイドからの折り返しをR・ロペスがダイレクトで合わせたが、これも相手DFがクリア。勝ち越しゴールまでなかなかたどり着けない。

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