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“ダイブ疑惑”で同点PK…得したベンゲル監督「ラッキーだった」「批判はしたくない」

ゲキサカ / 2018年3月16日 14時5分

味方選手のダイブ疑惑をかばったアーセナルのアーセン・ベンゲル監督

 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督はUEFAヨーロッパリーグのミラン戦で“ダイブ疑惑”をかけられているFWダニー・ウェルベックをかばった。現地紙『ミラー』が『BTスポーツ』へのコメントを報じている。

 EL決勝トーナメント2回戦第2戦の前半38分、ウェルベックはミランDFリカルド・ロドリゲスにPA内で倒され、PKを獲得。これをウェルベックが自ら決めて、アーセナルが1-1に追い付いた。ところが、スロー映像では接触はなかったように見られ、故意に自ら倒れたのではないかと疑われている。

 試合後、指揮官のインタビューでは“ダイブ疑惑”にも話が及んだ。「正直にいうと、わからない。もう一度あの場面を確認するよ。これが私にできる正直な答えだ」。そう切り出したベンゲル監督だったが、「ミランの選手たちの反応を見る限り、私たちは少しラッキーだった」とやんわりと肯定した。

 これまで数多くのPK判定について厳しく指弾し、時にはレフェリーにも批判の矢を向けてきた指揮官はさらに言葉を続けた。「ウェルベックに対して『ダイブした』と批判はしたくない。まだ確認してないからね。でも、彼はおそらく本当にPKだと思ったんだろう」。この日2ゴールを挙げた殊勲者をかばった。
●EL17-18特集

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