[新人戦]今年の瀬戸内は繋いで勝負。司令塔・吉田「悪いコンディションでもできないと」
ゲキサカ / 2018年3月17日 7時41分
[3.16 中国高校新人大会1回戦 瀬戸内高 2-3 高川学園高 東広島運動公園陸上競技場]
一昨年準優勝、昨年も3位に入っている瀬戸内高(広島)だが、今年は1回戦で競り負けた。前半7分に1年生FW山下晴生のゴールで先制。だが、主将の10番MF佐々木達也(2年)が「自分たちは今年、ボールを動かすというチーム。雨でコンディション悪い中で蹴られると、相手(高川学園高)の圧力に押されて自分たちのサッカーが何もできなかったと思います」と反省したように、ボールを保持しながら攻めるサッカーを十分に表現することができなかった。
16年国体で活躍し、広島県選抜の日本一に貢献したエース佐々木が、怪我による長期離脱から1月に復帰。注目司令塔のMF吉田寛太(2年)やCB大西健太(2年)を柱に、選手権予選決勝で先発した1年生MF田辺利樹らの台頭もあるチームはこの日、吉田がボールに多く絡みながら左右へボールを動かし、サイドからの崩しや背後を狙う攻撃も見せた。
だが、水溜りでボールが止まるピッチと、高川学園の迫力ある攻守に苦戦。吉田は「こういうコンディションでもやらないといけないけれど力不足。自分ができるコンディションならできるかもしれないけれども、悪いコンディションでもできないとこういう結果になってしまう」と首を振った。
小柄な選手が多い今年の特長に合わせてチームを構築中。レギュラーのほとんどが入れ替わったこともあり、「技術も、メンタルもまだ鍛えられていない」(田中健二郎コーチ)というチームは、これから相手に激しく来られる中でもボールを動かし、崩せるように進化していく。
佐々木は「全国行くためにはみんながもう一個二個レベルアップしないと。足元、球際だったりとかもう一回みんなでこれから頑張ります」と力を込め、吉田は「欠かせない存在になれるように、チームを引っ張っていけるようにならないといけない。(個人、チームとしても) 力不足のところがいっぱいあるので練習でやって、次に向かってやっていきたい」と誓った。現鹿島のU-19日本代表MF安部裕葵を擁した16年以来となるインターハイ出場、そして悲願の選手権初出場へ向けて、こだわって武器を磨く。
(取材・文 吉田太郎)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[NBチャンピオンシップU-16]尚志がPK戦で横浜創英を下し、準々決勝進出!来年、再来年の飛躍のために“全国大会級のU-16大会”で自信を掴む
ゲキサカ / 2024年9月16日 10時39分
-
[NBチャンピオンシップU-16]目標は「優勝一択」。連覇狙う飯塚が強度、粘り強さ、走り切る力を発揮して4強入り
ゲキサカ / 2024年9月16日 7時9分
-
[関東ROOKIE LEAGUE]優秀選手:静岡学園MF泉新「静学の目玉になるような選手になりたいです」
ゲキサカ / 2024年9月11日 20時37分
-
昌平の日本一が新たな刺激に。西武台DF谷口輝主将はより「前から」と厳しさを持って同県のライバル超えを目指す
ゲキサカ / 2024年8月30日 12時37分
-
SBSカップを飛躍の機会に。静岡ユースMF矢田龍之介(清水ユース)は「頭はクールに」打倒・U-18日本代表へ
ゲキサカ / 2024年8月23日 7時2分
ランキング
-
1大の里 2度目優勝で“最速大関”当確に花!天敵・豊昇龍に勝利「最高の相撲を取った」
スポニチアネックス / 2024年9月21日 17時57分
-
2湧いて出てくる大谷翔平の“化け物記録” 離されるレジェンドたち…驚愕データの数々
Full-Count / 2024年9月21日 19時37分
-
3大谷翔平、凱旋試合で記録更新の“52-52”達成!2試合で9安打4HR12打点と大爆発、ド軍は逆転勝利
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月21日 14時35分
-
4マンC、CL含む複数大会で追放か 115件の違反疑惑…プレミア4連覇クラブ激震「世紀の裁判」へ
FOOTBALL ZONE / 2024年9月21日 11時45分
-
5大谷翔平は「ばかげている」 悪球打ち弾に敵軍放送局も呆れ…“被弾投手のワード”実況自粛
Full-Count / 2024年9月21日 14時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください