先発J1デビューの郷家友太がいきなり“No.1数値”記録…神戸は藤田&ポルディ弾でC大阪下しJ1通算200勝!!
ゲキサカ / 2018年3月18日 20時52分
[3.18 J1第4節 神戸 2-0 C大阪 ノエスタ]
14位ヴィッセル神戸がホームで10位セレッソ大阪に2-0で完封勝ちした。14日のルヴァン杯グループリーグ第2節・鳥栖戦(2-0)での今季公式戦初白星に続き、リーグ戦でも待望の初勝利。同時にJ1通算200勝も達成した。
神戸は青森山田高から今季加入したFW郷家友太がスタメン入りし、J1デビュー。そのほかMF藤田直之、FW大槻周平も先発で今季リーグ戦初出場を果たした。対するC大阪は、FCソウルから開幕直前に加入したスペイン人MFオスマルが先発メンバーに名を連ね、移籍後初出場。また、開幕4試合連続スタメンのGKキム・ジンヒョンはJ1とJ2を合わせて300試合目の出場となった。
今季リーグ戦初白星を目指す神戸は前半30分、左サイドのFW田中順也が左足でクロスを供給し、ファーの郷家がヘディングシュート。わずかにゴール右へ外れたが、チームは同34分に先制した。
自陣でのボール奪取から田中が浮き球のパスを送り、左サイドのスペースに流れた大槻がPA左外から左足でクロス。DF山下達也に頭でクリアされるも、そのボールに走り込んだ藤田がPA手前左のライン付近から右足のダイレクトシュートを放つ。抑えの利いたボールがゴール右隅に吸い込まれ、1-0とした。
後半もホームの神戸がペースを握る中、C大阪は後半26分にMF山村和也、FW安藤瑞季を立て続けに投入して現状打破を試みる。同34分にはFW杉本健勇を下げ、今季リーグ戦初のベンチスタートとなっていたFW柿谷曜一朗をピッチへ送り出した。
しかし、後半38分に神戸が決定的な2点目を奪う。自陣右サイドのDFチョン・ウヨンが裏へロングパスを送ると、抜け出したのはMFルーカス・ポドルスキ。PA内右でDFマテイ・ヨニッチのマークを受けながらカットインして左足を振り抜き、GKキム・ジンヒョンの左手に当たったシュートがゴール右に決まった。
藤田に続き、ポドルスキもこれが今季リーグ戦初得点。後半44分にはJ1デビュー戦の郷家がMF松下佳貴との交代でベンチに退く。Jリーグ公式サイトにてリアルタイムで計測されたトラッキングデータによると、郷家は交代の時点で両チームを通じて最多となる11.849kmの走行距離を記録した。
神戸は最後まで守備の集中を維持して2-0で逃げ切り、公式戦2試合連続で完封勝利。J1開幕3試合連続ドローだったC大阪は今季初黒星を喫し、4戦未勝利(3分1敗)となった。
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