[イギョラ杯]新人戦で県8強…悔しさ乗り越えた昌平が王者に!! PK戦で藤枝明誠を下す
ゲキサカ / 2018年3月19日 22時30分
[3.19 イギョラ杯決勝 昌平高0-0(PK4-1)藤枝明誠高 味フィ西]
高校年代の20チームが争う『第28回イギョラ杯2018国際親善ユースサッカー』は最終日の19日、決勝戦を行った。2日間かけて行われたグループリーグを首位通過し、同日午前に行われた準決勝を勝ち抜いた昌平高と藤枝明誠高が対戦。規定の90分間をスコアレスで終えたが、PK戦を4-1で勝利した昌平が頂点に立った。
県内全タイトルを獲得した昨季から多くの主力メンバーが残っている昌平。この日も圧倒的なタレントを擁して主導権を握ったが、前半7分に大ピンチが訪れる。中盤でのボールロストから相手MF山岡晃太朗(2年)に最終ラインを突破され、GK牧之瀬皓太(1年)が1対1を迎えた。だが、DF関根浩平(2年)が後ろから足を出してカット。主将のビッグプレーで難を逃れた。
昌平はその後、関根とDF堀江貴大(2年)の両センターバックが幅広く開いてビルドアップを支え、2列目のMF古川勇輝(2年)、MF須藤直輝(←大宮ジュニアユース、中3)が安定したボール運びで攻撃を牽引。アンカーのMF原田虹輝(2年)が絶妙なポジショニングでバランスを取れば、1トップに入ったFW森田翔(2年)が相手守備陣と駆け引きを繰り広げ、圧倒的に試合を支配した。
劣勢の藤枝明誠はハーフタイム明け、一気に4人を交代し、MF石山廉(2年)、MF大島光稀(2年)らを投入。前半にシュート2本を放った1トップのFW松村亮治(2年)と共に反撃を試みた。しかし、その後も昌平ペースは変わらず、相手のシュート6本に対し、山岡の1本にとどまった。
ところが昌平は森田のシュートがGKに阻まれるなど、前後半の70分間はスコアレスのまま。そうして迎えた延長戦は、フレッシュな選手が多い藤枝明誠が盛り返した。前半4分、大島がPA右寄りをえぐってMF村松寛大(←磐田U-15、中3)がヘディングシュート。後半も得点を挙げることはできなかったものの、MF高木翔太(1年)のドリブルなどでチャンスをつくった。
優勝の行方はPK戦に。先攻の昌平は1人目の原田が決めると、その後も3人全員が成功した。一方、後攻の藤枝明誠は1人目のキックが牧之瀬に止められ、2人目のキックはゴールポストに直撃。3人目はきっちり決めたが1-4で敗れた。
イギョラ杯の頂点に立った藤島崇之監督は「新人戦では県ベスト8で負けたが、やり方は変えず、次のモチベーションに変わっている」とチームの現在地を説明。無得点に終わったことについては「最後のクオリティーの部分では、パワフルに行くところと繊細に行くところを使い分けていきたい」と先を見据えていた。
(取材・文 竹内達也)
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