日本高校選抜DF陣唯一のJリーガー、生駒「守備陣は我慢して絶対に無失点で」
ゲキサカ / 2018年3月23日 20時36分
[3.23 練習試合 日本高校選抜 1-3 順天堂大 市原スポレクパーク]
日本高校選抜の最終ライン唯一のJリーガー、CB生駒仁(鹿児島城西高→横浜FM)がチームの守りを引き締めた。高校選抜の合宿に参加した日数が他の選手よりも少ないこともあって、本人はゲーム勘について不安を持っていたようだが、順天堂大のエース、U-20日本代表FW旗手怜央に簡単にはボールを入れさせない。ボールサイドでの強さを随所で発揮し、順天堂大Aチームとの30分間を無失点で終えた。結局、3本目途中まで出場し、3人のCBとコンビを組む形に。それぞれのDFとの連係を確認もしながら約75分間プレーした。
個人的には横浜FMで取り入れられているポゼッションを実戦でどこまでできるかを意識。相手のプレッシャーを剥がして前進するシーンがあった一方、高校選抜が特長としているアタッカー陣の背後へ抜ける動きを見逃さずに縦パスを入れていた。本人は「最初はチグハグすることもあったんですけれども段々慣れてきました」。ただし、守備面ではロングボールの対応に納得しておらず、改善することを誓っていた。
守備の柱として期待をされる中、デュッセルドルフ国際ユース大会ではそれに応える意気込みだ。「相手のFWにボールを触らせないように、起点を作らせないようにすれば相手の攻撃は終わると思う。そこを第一に考えてやっていきたい」と生駒。そして「1点の重みが凄くかかってくるので、先制点を大事にして、点が獲れなくても自分たち守備陣は我慢して絶対に無失点で抑えていけば獲ってくれると思うので、やっていきたいと思います」と力を込めた。
昨年は、同じ九州勢のCB阿部海大(東福岡高→岡山)がデュッセルドルフ国際ユース大会でベストDFに選出された。その活躍を今年に繋げ、J2開幕戦から活躍を見せている阿部以上の結果を生駒は世界で残して、評価を勝ち取り、Jでの活躍に弾みをつける。
(取材・文 吉田太郎)●2018日本高校選抜欧州遠征特設ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
一歩ずつステップをきっちり踏んだ確かな成長の証明。鹿島ユースは青森山田相手に3発快勝で歓喜の“オブラディ”!
ゲキサカ / 2024年5月12日 7時41分
-
[MOM4694]履正社DF伊藤大成(3年)_関西屈指のストッパーが強力攻撃陣を封鎖。武器も、課題もレベルアップさせて上のステージへ
ゲキサカ / 2024年5月10日 11時46分
-
リバプールの失速要因「周りに3人選手がいた」 2失点に出た共通点を元Jリーガー指摘
FOOTBALL ZONE / 2024年4月27日 22時51分
-
神村学園MF名和田我空は高校選抜欧州遠征、プレミアでも「まだまだ」。24年を「プロの第一歩と思って」本気で過ごす
ゲキサカ / 2024年4月16日 18時58分
-
“サッカーの街”長岡でプレミア初開催。ホーム観衆の前で躍動の帝京長岡が4-0で神村学園を下し、初勝利!
ゲキサカ / 2024年4月15日 20時32分
ランキング
-
1超満員!夢のオールスター戦で藤波辰爾とタイガー戸口が不穏なやりとり マサ斎藤が「やめろ!」と制止
東スポWEB / 2024年5月12日 10時29分
-
2WIN5で4億4600万円超え ヴィクトリアマイル14番人気激走で史上4位の高配当!
スポーツ報知 / 2024年5月12日 16時2分
-
3大谷翔平の腰の張り交代「エンゼルスだったら…」 “悪夢”を思い返したファンが意外な指摘
THE ANSWER / 2024年5月12日 19時33分
-
4巨人パレードで感じた「人気の差」 直訴した自由契約、古巣“出戻り計画”も…まさかの破棄
Full-Count / 2024年5月12日 7時10分
-
5大谷翔平の“紹介”で大反響…故郷・岩手の工房に注文殺到 9か月待ちに異例の投稿
Full-Count / 2024年5月11日 18時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください