ハリル、12分間熱弁でゲキ…高徳「監督が言うことはごもっとも」

ゲキサカ / 2018年3月25日 0時0分

練習前の円陣で声を荒げるバヒド・ハリルホジッチ監督

 1-1で引き分けたマリ戦から一夜明け、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督がチームにゲキを飛ばした。ベルギーのリエージュ市内で行われた練習の冒頭、選手、スタッフ全員が円陣となり、その中心で指揮官が約12分間にわたって熱弁をふるった。

「W杯がどういうところか、W杯にどういう気持ちで行かないといけないか。これまで話してきたにも関わらず、昨日のパフォーマンスは程遠かった」。指揮官の言葉を静かに聞き入っていた選手たちの表情も一様に硬く、マリ戦以降、チーム内には危機感がにじみ出ている。

 DF酒井高徳(ハンブルガーSV)は「(マリ戦について)監督が思うことは、選手も思っている。監督が言っていたことはごもっともだと思ったし、選手が思うことと監督が思うことが一緒であることが大事」と受け止めた。

 マリ戦の後半開始から途中出場した酒井はベンチから見守った前半について「相手の出方が予想と違ったとき、こっちが勇気を持って対応できていなかった」と指摘。ピッチ上の選手が臨機応変に判断できなかったことが流れを悪くしたと感じていた。

「相手の裏が空いていたし、サコ(大迫)が引いてきたときに裏を狙うとか連動した攻撃ができれば、難なくかいくぐれたと思う。リズムをつくれないから回したい、回したいとなって、判断が遅くなって、持つ時間も長くなって、(パスを)出すタイミングが悪くなった印象だった」

 最終ラインを高く設定したマリに対し、前半は背後を突くような効果的な攻撃が少なく、ハーフタイムに指揮官から「もっと裏を狙え」と指示を受けた後半は単純なロングボールが増え、攻撃が手詰まりになった。

「相手ありきのサッカーなので、実際に向こうがどう出てくるかは分からないし、スカウティングどおりに来るかも分からない。そういうときにチームが意思統一してできればよかった」。相手の状況を見て、どう攻撃を仕掛けていくか。その共通認識をピッチ上で持てなかった。「内容が悪かったのはネガティブなことだけど、チームのリアクションが一番大事。みんなこのままじゃダメだという危機感を持っている」。酒井はあえて前向きに力説した。

(取材・文 西山紘平)
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