“ズッ友”対決は千葉に軍配、京都に快勝して今季初の連勝
ゲキサカ / 2018年3月25日 19時49分
[3.25 J2第6節 千葉2-0京都 フクアリ]
ジェフユナイテッド千葉がホームで京都サンガF.C.に2-0で勝利した。千葉は今季初の連勝。京都は今季初の連敗となった。
前節、5試合目にして今季初勝利を挙げた千葉は、同試合から採用する3バックシステムを継続。しかし負傷欠場のDF高木利弥やFWラリベイがベンチ外。代わって高卒ルーキーのMF杉山弾斗がプロ初スタメンするなど、スタメン4選手(DF溝渕雄志、MF茶島雄介、FW指宿洋史)が入れ替わった。
京都も1勝2分2敗と好スタートとは言い難い発進。敵地で挙げる勝ち点3。京都は11年から、千葉は10年からJ2でしのぎを削る「ズッ友」を下し、上昇気流を作りたいところ。中3日で迎えるゲームに先発1人を変更。MF沼大希が今季初スタメンとなった。[スタメン&布陣はコチラ]
序盤から千葉がボールを保持して進めた。しかし前半15分過ぎにアクシデント。MF清武功暉が着地の際に足首をひねってしまう。治療後、一旦はピッチに戻ったが、前半22分にMF為田大貴と交代となった。
だが交代があった直後に千葉が先制に成功する。前半24分、右サイド深くを突破した指宿のクロスはDFに跳ね返されるが、跳ね返りを指宿が拾い、溝渕にマイナスパス。溝渕が狙いすましたクロスを上げると、ファーでフリーになっていたDFエベルトが頭でゴールネットに突き刺した。エベルトは来日初ゴール。
さらに千葉は前半27分、ゴール正面でFKを獲得。茶島が蹴ると、壁に跳ね返されるが、2度目を蹴り入れる。これがゴール前でこぼれ、いち早く反応したMF熊谷アンドリューが左足でねじ込み、リードを2点に広げた。
形が作れない京都は後半開始と同時にDF宮城雅史に代えてDF下畠翔吾を投入。DF田中マルクス闘莉王がCBからボランチに上がった。さらに同9分には沼に代えてFW岩崎悠人を投入する積極策で得点を奪いに行く。
千葉も交代枠を使いながら試合を進めていく。後半14分の杉山に代えてMF矢田旭を投入。しかし3枚目のカードはDF鳥海晃司が左もも裏付近を痛めたためのもので、アクシデントによるもの。23日に登録が完了したばかりのDFゲリアがピッチに送り込まれ、システムも4-2-3-1になった。
ただ試合はこのまま千葉の2-0勝利で終了。千葉はもちろん今季初の連勝。京都は今季初の連敗を喫することになった。次節は一週間後。千葉は4月1日に敵地で大分、京都は3月31日にホームで讃岐と対戦する。
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