セットプレーで存在感見せた槙野に漂ってきた“主力の風格”

ゲキサカ / 2018年3月28日 5時9分

前半41分、DF槙野智章がヘディングで同点ゴールを決める

[3.27 キリンチャレンジ杯 日本1-2ウクライナ リエージュ]

 1点を追う前半41分だった。左後方の位置で日本代表が得たFKのチャンス。MF柴崎岳がゴール前に蹴り込んだボールに、相手のマークをはがしてフリーで走り込んだDF槙野智章(浦和)がヘディングで合わせた。

 強烈なシュートがGKの手を弾いてゴールネットを揺らす。昨年11月10日のブラジル戦(1-3)以来、国際Aマッチ29試合目にして通算4ゴール目。後半に勝ち越されて黒星という結果に終わったが、苦しみの続くハリルジャパンにおいて、槙野の好調ぶりはポジティブな要素になっている。

「セットプレーの練習はしていたし、柴崎選手はFK以外のことでも要求が高かった。あの場面では僕が(要求どおりの位置に)入るだけだったし、良いボールが来たので決めるだけだった」。プレーと同様に、言葉にも精気がみなぎる。黒星という結果に消沈ムードも漂うが、槙野は手応えを感じている。

「捉え方はいろいろあると思うけど、マリ戦の反省を生かせたゲームだと思っている。結果は残念だったし、相手にボールを持たれる時間が多かったが、要所では自分たちのやりたいことができた」。良かったと感じているのは後半の戦い方だ。

「最初の指示は相手のビルドアップがうまいので、ある程度ブロックをつくっていこうというプランだったが、後半は高い位置からプレスをかけようというプランに変えた。自分たちがグラウンド上で話して、臨機応変にプレーを進めることができたのが良かったし、ベンチとプレーしている選手の混乱もなかった」

 FW本田圭佑やDF長友佑都より1歳下の北京五輪世代。5月には31歳になるベテランだが、W杯はまだ経験したことがない。しかし、ここに来て主力の風格が出てきたのは明らか。高いコミュニケーション能力も生かしながら、さらにチームの中心部分へと進出していきそうなムードだ。

(取材・文 矢内由美子)
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