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[船橋招待]異なる個性のせめぎ合い…市立船橋、王者・東京V撃破で白星フィニッシュ!

ゲキサカ / 2018年4月1日 22時30分

 その後は一進一退の攻防が続いた。後半12分、市立船橋は松尾のシュートがクロスバーを直撃すると、同16分にはFW賀澤陽友(新2年)のカットインシュートがわずかに枠外。東京Vはゼロトップ気味に位置するFW荒木大輔(新3年)を始め、森田、村井らが布陣を押し上げ、ゴールに近付こうと試みた。

 市立船橋は後半16分、DF畑大雅(新2年)、MF町田雄亮(新2年)を一気に入れ、フレッシュな陣容で勝ち越しを狙う。すると同24分、左サイドでボールを持った畑が縦に走り込み、利き足とは反対の左でクロスを送ると、ニアサイドに飛び込んだのは鈴木。角度のないところから正確なヘディングシュートを決め、ついに均衡を破った。その後はコーナーフラッグ付近でボールをキープするなど時計を進め、危険な場面をつくられることなく試合を締めた。

 緊迫した試合を勝利で飾り、1週間後に控えるリーグ開幕戦に弾みをつけた市立船橋。「去年は夏くらいまでかかったが、現時点でもどういうメンバーの使い方をするかのバランスはできてきた。質の部分は第1クールの5試合で積み上げていこうと思っている。上位を目指すか、残留を目指すかの結果目標はそこから」(朝岡監督)。まずはインターハイ予選前に行われる5試合に集中していく構えだ。

 一方の東京Vは最終戦こそ黒星に終わったが、4勝1分1敗の勝ち点13で大会制覇が決定。今季は「ヴェルディ再建という大きな使命」(永井秀樹監督)に向けて、「良いサッカーをして勝つ」という崇高なスタイルを掲げている。「選手たちはよくやってくれました。ただ、われわれの理想は高いのでまだまだ途上ですね」(永井監督)。着実なステップアップを遂げながらシーズン開幕を迎えようとしている。

(取材・文 竹内達也)

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