[アンブロGACH1-TR]競争促す静岡学園、新入生主体ホンダU-18に4発快勝! 両者に『収穫』あり
ゲキサカ / 2018年4月2日 14時15分
[4.1 第2回 GACH1-TR CAMP in東海 静岡学園高 4-1 HondaU-18 ホンダ細江グランド]
フットボールに「ガチ」で向き合うユース年代のプレーヤーのためにアンブロが行う「第2回 GACH1-TR CAMP in東海」2日目が1日に、ホンダ細江グランドで行われた。静岡学園高(静岡)とHonda FC U-18(静岡)の試合はFW宮形玲央(3年)の先制点を皮切りに4点を奪った静岡学園が勝利した。
Aチームの選手が千葉県で行われた船橋招待に挑んでいた静岡学園は、今大会にBチームで参戦。対するHondaも、この日は公式戦とバッティングしたため、新高校1年生中心のメンバーで試合に挑んだ。
Bチームといえど、全国屈指の技巧派集団で揉まれる選手の技術は確か。「先制点を獲ることと大会を無失点で終えることが目標だった」(宮本佳宜コーチ)静岡学園の選手は、立ち上がりからMF市野塚奏(3年)とMF渡辺玲音(3年)のダブルボランチを中心に、巧みなパスとドリブルでHondaを押し込んだ。前半2分に相手のパスを高い位置で奪った宮形が先制点を奪うと21分にも、渡辺のパスから宮形が2点目をマーク。前半終了間際には、左CKからDF江本一真(2年)がヘディング弾を叩き込み、3-0で試合を折り返した。
中学3年生もいる中での試合とあり、「学年が上の選手ばかりで、立ち上がりはメンタル的にビビってしまった」(本田真吾コーチ)というHondaも後半に入り、ボールを奪ってから積極的にゴールを目指す回数が増えた。後半10分には左でボールを受けたMF作田悠都(1年)がカットインから右サイドに展開。DF伊藤颯汰(1年)のクロスは中央と合わなかったが、こぼれ球を繋いで粘り強くゴールを狙った。ここからはHondaの流れが続き、23分には相手DFの裏を抜け出したFW齋藤功也(2年)がGKとの1対1を冷静に決めて、1点を返したが、すぐさま静岡学園も攻勢を開始。24分にMF草柳祐介(2年)のゴールで再び引き離し、4-1で試合を終えた。
「昨日からずっと無失点で来ていたので、最後に失点してしまったのは残念。大差がついて気が緩み、中盤でのプレッシャーが甘くなっていた。最終ラインも厳しさが足りなかった」と宮本コーチが口にする静岡学園だが、この2日間は普段Bチームで試合に出ている選手がAチームに昇格したため、普段試合に出ていない選手が経験を積めたのは収穫となった。「より競争が激しくなると思う」と宮本コーチが続けるように、2日間の経験をチーム力に変え、来週から再開する県1部リーグに挑む。
敗れたHondaにも収穫はある。本田コーチが「ついこの間まで中学生だった選手が、今日みたいな試合ができるのは良い経験。しかも、なかなか練習試合が出来ない相手で、指導者が言葉で伝えても、やられないと分からない事を学んでくれたと思う」と思うと格上に“ガチ”で挑んだからこそ学べた厳しさは、今後の試合に活きるはずだ。
(取材・文 森田将義)
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