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選手権のヒーローたちが世界で躍動!日本高校選抜がデュッセルドルフ国際で5年ぶりの決勝進出!!

ゲキサカ / 2018年4月2日 20時58分

 ただし、後半は全体の運動量が落ちたこともあって我慢の時間帯が続く。相手のセットプレー、ロングボールを生駒や角田が跳ね返していたが、ハダースフィールドも必死の反撃。日本は18分、青木のダイレクトのサイドチェンジから左サイドを抜け出した荒木がクロスを入れる。このこぼれ球を拾った町野がDFを外して決定的な左足シュートを放ったが、枠を外して勝利を決定づけることができない。

 逆にハダースフィールドは21分、右サイドをダイレクトのパスで崩して1点差。終盤は前線へのロングボールを連発して日本に圧力を掛けてきた。日本は24分、田部井に代えてMF稲見哲行(矢板中央高→明治大)をピッチへ。アディショナルタイム、初出場となった稲見が空中戦で身体を張るなど日本は個々の選手がハードワークを続ける。我慢の3分間を守り抜いた日本が決勝進出を果たした。

 平野直樹監督(履正社高)は「後手を踏んでしまった時間帯もあったんですけれども、子どもたちが最後までブレずにやってくれたと思います」とコメント。今大会は予選リーグ第2戦から3試合連続で先制されながらも追いついて引き分けに持ち込むなど、諦めない気持ちと粘り強さを発揮して無敗で勝ち上がってきている。

 第96回全国高校選手権サッカー大会のヒーローたちが、日本高校選抜として戦うのもあと1試合。平野監督は「簡単なことじゃないことは分かっていたんですけれども、やっとここまで来れたなという思いです。あとは我々が積み重ねてきたものを決勝戦で爆発させることができればいいかなと思います」。全国4,093校、約16万人の高校サッカー部員の代表選手たちが世界で舞う。

(取材・文 吉田太郎)●2018日本高校選抜欧州遠征特設ページ
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