日本勢一番乗り!!2点差追いついた鹿島、最終節残してGL突破決める
ゲキサカ / 2018年4月4日 0時33分
[4.3 ACLグループリーグ第5節 上海申花2-2鹿島 上海]
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は3日、第5節を行い、H組首位の鹿島アントラーズは敵地で同3位の上海申花(中国)と対戦し、2-2で引き分けた。引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる一戦。前半で2点のビハインドを負ったが、後半の2得点で追いついた。鹿島は最終節を残して2年連続6回目のグループリーグ突破が決定。今大会では日本勢一番乗りとなった。
3月31日のJ1札幌戦(0-0)に続いて先発したのはFW鈴木優磨、MFレオ・シルバ、DF伊東幸敏、DF植田直通、DF山本脩斗の5人で、残るスタメン6人を変更。開幕前の負傷で出遅れ、札幌戦に途中出場して今季初出場を果たしたMFレアンドロが今季公式戦初先発。GK曽ヶ端準、DF犬飼智也、FW金森健志は公式戦3試合ぶり、MF小笠原満男とFWペドロ・ジュニオールは公式戦4試合ぶりに先発した。
試合は思わぬ展開となった。前半12分、上海申花は右サイドのスペースに飛び出したFWシュ・ヨウガンのグラウンダーのクロスにFWオバフェミ・マルティンスが反応。PA内に走り込んだところで犬飼に倒され、PKを獲得した。キッカーを務めたMFジョバンニ・モレノはコースを曽ヶ端に読まれながらもゴール左隅にねじ込み、先制点を奪った。
1点を追う鹿島は前半24分、レアンドロが強烈なミドルシュート。同26分にも相手のパスミスを奪ったレアンドロがPA内に進入し、左足でシュートを打ったが、枠を捉えられなかった。すると前半28分、上海申花はMFフレディ・グアリンの左CKからニアのFWマオ・ジエンチンが下がりながらフリーになり、ヘディングシュートをゴール右隅に流し込む追加点。リードを2点に広げた。
リズムをつかめない鹿島にさらなるアクシデントが襲う。前半36分、ペドロ・ジュニオールが右脇腹付近を痛めたか、プレーを中断。いったんピッチに戻ったが、同38分、FW金崎夢生との交代を余儀なくされた。悪い流れは変わらず、上海申花は前半43分、グアリンの左CKをニアでそらし、ファーサイドでフリーのDFアイディ・フランシスがヘディングで捉えたが、これはクロスバーを越え、からくも3失点目を免れた。
2点ビハインドで前半を折り返した鹿島が後半13分、反撃の狼煙を上げる。後半13分、PA内で横パスを受けたレオ・シルバがクロス。こぼれ球を拾ってもう一度シュート性のクロスを入れると、相手選手に当たったこぼれ球を鈴木が右足で押し込んだ。
鈴木の今季公式戦初ゴールで1-2と1点差に追い上げると、後半18分、敵陣中央でボールを奪い、ショートカウンター。金崎の縦パスを受けた鈴木がPA内右から逆サイドにクロスを送り、レアンドロが強烈な左足ボレーでGKの手を弾いてゴールネットを揺らした。
今季公式戦初先発のレアンドロが同じく今季公式戦初ゴールとなる貴重な同点弾。2-2に追いつき、グループリーグ突破の条件となる同点の状況に持ち込んだ。その後は攻め急ぐことなく、冷静に試合を進める。後半40分、金森に代えてMF安部裕葵を投入すると、後半アディショナルタイムにはレアンドロを下げてMF永木亮太を送り込むなど時計を進め、2-2のままタイムアップ。2勝3分の勝ち点9に伸ばして首位をキープし、17日の最終節・水原三星戦(カシマ)を残して決勝トーナメント進出を決めた。
●ACL2018特設ページ
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