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両者ともにオフサイドでノーゴールに…ミラノダービーはスコアレスドローに終わる

ゲキサカ / 2018年4月5日 3時36分

FWマウロ・イカルディの得点はVAR使用によりノーゴールの判定に

[4.4 セリエA第27節 ミラン0-0インテル]

 セリエAは4日、フィオレンティーナのDFダビド・アストーリが3月4日に逝去した影響で延期となっていた第27節が行われた。ミランとインテルの“ミラノ・ダービー”は0-0でスコアレスドローとなっている。

 互いに1勝1敗で迎えた今季3度目のミラノダービー。ミランは3月31日の第30節・ユベントス戦(1-3)は落としたものの、それまではリーグ戦5連勝で好調の感触を残している。最前線にはFWパトリック・クトローネを置き、2列目にはMFハカン・チャルハノールとMFスソを起用し、4-3-3の布陣を敷いた。

 一方、インテルも4試合クリーンシートで4連勝と好調を維持。FWマウロ・イカルディ、FWイバン・ペリシッチ、FWアントニオ・カンドレーバといった鉄板のメンバーを最前線に置き、4-2-3-1の布陣をとっている。

 ともに攻撃の形をつくりながら相手のゴールを脅かしていく。インテルは前半9分、ペリシッチのパスを受けたMFマルセロ・ブロゾビッチが左足シュートを放つも、わずかにゴール右外へ。ミランは22分、左サイドからチャルハノールがインスイングの右足キックを放つと、DFレオナルド・ボヌッチが頭でそらしてゴールに流し込むが、GKサミール・ハンダノビッチが防いだ。

 インテルは前半38分、カンドレーバが中盤から絶妙なスルーパス。反応したイカルディはそのままPA内に入り込むと、右足シュートを放ち、ゴールに突き刺した。しかしビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を用いてオフサイドの判定となり、イカルディの得点はノーゴールとなった。互いに牽制し合いながら、0-0で前半を折り返す。

 ミランは後半23分、MFフランク・ケシエが右足アウトサイドキックで浮き球パスを放つと、PA内のクトローネがそのままバイシクルシュートでゴール右に流し込んだ。しかしゴールネットを揺らした直後、主審の笛が鳴り響いてオフサイドの判定。今度はミランがノーゴールとなった。

 最後までゴールに迫った両者だが、結局0-0のスコアレスドロー。互いに勝ち点1を分け合う形で、168回目となる今季最後のミラノダービーを終えている。
●セリエA2017-18特集

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