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目の前で優勝はさせない!マンUが意地の後半3発で逆転勝ち、マンCの最速Vを阻止

ゲキサカ / 2018年4月8日 3時25分

DFクリス・スモーリングが決勝点

[4.7 プレミアリーグ第33節 マンチェスター・C 2-3 マンチェスター・U]

 プレミアリーグは7日、第33節を行った。エティハド・スタジアムではマンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドによる“マンチェスター・ダービー”が開催され、3-2でユナイテッドが勝利。シティの優勝は次節以降へ持ち越された。

 前節エバートンに勝利し、2013-14シーズン以来、4年ぶり5度目の優勝に王手をかけたシティ(勝ち点84)。10日にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第2戦リバプール戦を控えているため、4日の第1戦から4人を変更し、DFファビアン・デルフ、DFダニーロ、MFラヒーム・スターリング、MFベルナルド・シウバを起用した。一方でMFケビン・デ・ブルイネ、DFカイル・ウォーカーらがベンチスタート。怪我をしていたFWセルヒオ・アグエロもベンチに入った。

 対する2位ユナイテッド(勝ち点68)は、3月31日の前節スウォンジー戦から中6日でこの一戦を迎えた。その試合からスタメン2人を変更。DFビクトル・リンデレフとMFフアン・マタに代え、DFエリック・バイリーとMFアンデル・エレーラを起用し、ベンチにはFWアントニー・マルシャルとFWマーカス・ラッシュフォードが入っている。

 試合は戦前の予想通り、シティがボールを支配する展開。前半22分、シティは右サイドからB・シウバがカットインし、PA中央でスターリングのリターンを受けて滑り込みながら左足シュートを放つが、GKダビド・デ・ヘアに止められる。それでも、25分にセットプレーから先制点。MFリロイ・サネの左CKからDFクリス・スモーリングに競り勝ったDFビンセント・コンパニが力強いヘディングシュートを叩き込んだ。

 エティハドが歓声に沸く中、前半30分にシティが追加点。サネがGKデ・ヘアのフィードを敵陣で受け、MFイルカイ・ギュンドガンを経由してスターリングがPA左から中央へパスを送る。これに反応したギュンドガンが華麗な反転から右足を振り抜き、ゴール右隅に流し込んだ。さらにシティは33分、36分と立て続けにスターリングにチャンスが訪れたが決めきれず、前半を2-0で終えた。

 前半は屈辱のシュート0本に終わったユナイテッド。後半4分、MFネマニャ・マティッチの横パスをペナルティーアーク手前で受けたMFポール・ポグバが左足を振り抜く。しかし、ユナイテッドのファーストシュートはGKエデルソンにキャッチされた。6分には、シティに決定機。MFダビド・シルバの縦パスをPA右で受けたスターリングが中央へパスを出し、ギュンドガンが右足で狙うが、惜しくもポストを叩き、追加点とはならなかった。

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