フランクフルトは先制点守れずドロー…今節の欧州CL圏内浮上はライバルの結果待ち
ゲキサカ / 2018年4月9日 2時57分
[4.8 ブンデスリーガ第29節 フランクフルト1-1ホッフェンハイム]
ブンデスリーガは8日、第29節3日目を各地で行い、MF長谷部誠とFW鎌田大地所属のフランクフルトはホームでホッフェンハイムと1-1で引き分けた。欧州CL圏内の暫定4位に浮上したが、勝ち点で並ぶ5位のライプツィヒは今節を未消化。リベロの位置で先発した長谷部はフル出場し、鎌田はベンチ外だった。
首位を独走しているバイエルンの6連覇が決まったブンデスリーガ。残る注目点は欧州カップ戦争い、残留争いだ。第28節終了時点で6位だったフランクフルトはUEFAヨーロッパリーグ(EL)圏内にあたり、UEFAチャンピオンズリーグリーグ(欧州CL)圏内4位のライプツィヒと勝ち点1差、EL圏内の5位レバークーゼンと同じ勝ち点につけていた。
先に決定機をつくったのはホッフェンハイムだった。前半34分、MFニコ・シュルツのボール奪取からFWマルク・ウートが前を向き、前線にスルーパスを送る。鋭く抜け出したのはMFセルジュ・グナブリー。PA付近で左足シュートを放ったが、わずかに枠を外れた。
さらに前半37分、中盤で縦パスを受けたFWアンドレイ・クラマリッチがボールを浮かせ、振り向きざまのミドルシュートが右ポストに。一方のフランクフルトは同42分、右CKにDFマルコ・ルスがダイレクトで合わせるもGK正面。同44分には、FKからFWルカ・ヨビッチが頭で狙ったが、惜しくもゴール右に外れた。
スコアレスで迎えた後半4分、フランクフルトがスコアを動かす。斜めのパスで右サイドを崩し、MFマリウス・ボルフがグラウンダーのクロスを送ると、ゴール前でヨビッチがスライディングシュート。これがGKの脇を抜けてネットを揺らし、待望の先制点が入った。
ところが後半10分、ロングボールを収めたウートが縦にパスを流し、ボールを拾ったニャブリがPA内へと単独突破。凄まじい勢いのドリブルから右足を振り抜くと、ボールはGKルーカス・フラデツキーの手をかすめてサイドネットに突き刺さり、試合は振り出しに戻った。
フランクフルトは後半28分、GKオリバー・バウマンのパスミスを拾ったMFマルコ・ファビアンがゴール前にミドルパスを送り、チーム最多の8得点を決めているFWセバスチャン・アレがヘディングシュート。惜しくもクロスバーを叩き、勝ち越しとはならなかった。その後は互いに目立ったチャンスをつくれないまま試合を終え、1-1のドローで決着した。
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