[MOM2468]青森山田DF三國ケネディエブス(3年)_195cmの注目DF、脅威の打点で公式戦初ゴール!

ゲキサカ / 2018年4月9日 19時45分

チームの3点目を叩き込んだ青森山田高DF三國ケネディエブス(3年)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.8 高円宮杯プレミアEAST第1節 FC東京U-18 0-4 青森山田高 味スタ西]

 195cmの高さを誇る青森山田高DF三國ケネディエブス(3年)は今季、黒田剛監督からディフェンスリーダーとして期待を寄せられている。初の公式戦として迎えたプレミアEAST開幕節FC東京U-18戦では、守備陣をしっかり統率して完封勝利に貢献。もとより異彩を放っていたヘディングでも、待ちに待った公式戦初ゴールを決めていた。

 2点リードで迎えた後半18分、三國はチーム3点目となるダメ押しゴールを決めた。ゴール正面左寄りからのFKをMF檀崎竜孔(3年)が蹴り込み、J3出場経験もある長身DF木村誠二(3年)を制して上空からズドン。凄まじい高さからヘディング弾を叩き込むと、見事なハイジャンプで豪快なガッツポーズを決めてみせた。

「セットプレーの練習はずっとしていて、豊島(DF豊島基也)が相手をガードしてくれていたので、自分はドフリーで決めるだけでした」。ゴールシーンをそう振り返った三國にとって、得点は「去年のサニックス杯以来」のもの。公式戦に限れば「初めてです」という記念の一撃となった。

 黒田監督が「DFはまだ1年くらいですからね」と話すように、かつては前線の選手として注目されていた。だが、昨年夏に自らのステップアップを期してコンバートを志願。それ以降は登録195cmの身長を生かし、主に終盤のパワープレー要員として起用されていた。しかし、最高学年となった今季はレギュラーの座をつかみ、指揮官からも「ディフェンスリーダーみたいにやらせている」と信頼を置かれているようだ。

 まだまだ最終ラインでの経験は浅いため、時にはマーク対象をフリーにする場面も見られるが、「監督は『最終ラインが去年より安定している』と言ってくれている」(三國)と急速に成長中。「DFをやって良くなった」(三國)というヘディングも「代表クラス」(黒田監督)と期待される中、この日はU-19日本代表の影山雅永監督の目の前で、大きなアピール弾を披露してみせた。

 今後の課題は「攻撃の起点として、ロングフィードの精度を上げていく」こと。長い脚を生かしたキック力は申し分なく、一発で前線へと通せれば大きな脅威になるだろう。「守備がしっかりしていれば、おのずと勝利が転がってくる」という指揮官の言葉どおり、昨季王者に完封勝利を果たした青森山田。今後の浮沈の鍵はひときわ大きな背番号5が握っている。

(取材・文 竹内達也)●2018高円宮杯プレミアリーグWEST特集

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