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[プレミアリーグWEST]観衆興奮の撃ち合い。G大阪ユースvs名古屋U-18は5-5で決着

ゲキサカ / 2018年4月9日 20時7分

 だが、名古屋は22分、MF丹羽匠(3年)のスルーパスで左中間を抜け出した交代出場FW塚元大(2年)が左足で同点ゴール。さらに23分、直前に投入されたFW唐山翔自(1年)がファーストタッチで斜めのスルーパスを通すと、今度は右中間から抜け出した塚元が決めて4-3と逆転に成功する。

 逆転された名古屋だったが、カウンターから手嶋がドリブルで長い距離を持ち上がったり、村上がワンツーで右サイドを打開するなど押し返す。そして39分、手嶋の右CKのこぼれを拾ったMF田邉光平(2年)が右足シュートをねじ込んで4-4。だが、チャンスを確実にゴールへ結びつける力のあるG大阪は41分、丹羽の1タッチループパスからDF2人を強引に打開した1年生FW唐山が勝ち越しゴールを奪う。

 1年生FWを祝福するG大阪イレブン。決着がついたかと思われたが、試合はまだ終わっていなかった。43分、名古屋は右CKのクリアボールを村上が右足ダイレクトシュート。これがニアサイドへ突き刺さり、点の奪い合いは5-5のドロー決着となった。

 見る側にとってはスリリングな攻め合いとなったが、一方でクロスの対応のズレや、マークを外された選手の戻りが遅れる場面が見られるなど、課題も残る試合になった。G大阪・實好監督が「何とも言えない感じですね。面白いというよりは締まりのないゲームでしたね」と首を傾げ、名古屋・古賀監督も「もっともっとチャンスをつくってゴールに迎える質を上げていかないといけないと思います。その質を上げることが失点を減らすことに繋がると思います」。他のライバルチームが驚異に感じていたほど、ゴールを奪い切る力を示した両チーム。この日出た課題を改善して、次節は撃ち勝つ。

(取材・文 吉田太郎)●2018高円宮杯プレミアリーグWEST特集

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