[プレミアリーグWEST]悪い流れ断ち切ったヒガシの165cmドリブラー、吉岡が“4人抜きゴール”
ゲキサカ / 2018年4月10日 14時49分
[4.8 高円宮杯プレミアリーグWEST第1節 京都U-18 1-5 東福岡高 キンチョウ]
165cmのドリブラーのスーパーゴールが、逆転勝ちのきっかけとなった。前半6分にセットプレーから失点した東福岡高は直後の8分、左サイドでボールを持ったMF吉岡幸陽(3年)がDF2人に挟まれかけたが、華麗な身のこなしからDFの股間を通すドリブルで突破。さらに前方の相手選手をダブルタッチのドリブルでかわしてPAへ切れ込む。
急加速してカバーのDFを振り切った吉岡は、そのまま左足を一閃。ファーサイドのポストを叩いたシュートは内側に跳ね返り、貴重な同点ゴールとなった。
「自分の最初のプレーだったので、ああいう大きいプレーでやってやろうと思っていました。打った時に入るかなと感じました。個人として最近結果を残せていなかったので、結果を残せて良かった」と吉岡。2月の九州大会は登録メンバー入りの当落線上だったというドリブラーは、それを感じさせないようなパフォーマンスを続ける。タッチライン際でスライディングタックルをかわして前進し、縦への仕掛けからクロスを上げきるなど、特に前半は印象的なプレーをしていた。
森重潤也監督は「思い切ってドリブル、自分のストロングポイント出してくれた。マジメだから、今凄く成長しているプレーヤー」と吉岡の成長を口にする。対して、先発起用を意気に感じたという吉岡は「絶対に得点かアシストかという形で結果を残してやろうと思っていました」と試合に臨み、貴重なゴール。状況に応じた仕掛けができなかったことを反省していたものの、立ち上がりの失点で沈みかけたチームを勢いづけて逆転勝利へと導いた。
どこよりも激しいチーム内競争を勝ち抜く決意。「自分の特長であるドリブルだったり、ゴール前の崩しというところをどんどん出していってポジションを掴んでいきたい。みんな特長あって個性ある選手が多いから、それに負けないようにやっていければいいと思います」と語る吉岡は、スーパーゴールにも慢心することなく、マジメに努力を続けてまたピッチで結果を残す。
(取材・文 吉田太郎)●2018高円宮杯プレミアリーグWEST特集
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