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高校選抜勝たせ、個人としても世界で評価得たMF田部井涼「経験を忘れずにプロになれるように」

ゲキサカ / 2018年4月11日 15時24分

―上手くいかない試合も経験しながら、世界で結果を出した。
「(予選リーグ初戦の)1点目が一番、凝縮されているというか。海外の選手を見て、相手の上がるタイミングとかアウトプレーで集中切れるというところも学べたところでした。あれは海外の遠征で学べたことが一番詰まったゴールかなと思います」

―世界でやりたいという思いが強くなった。
「強くなりましたね。ここで世界のレベルを知れたというのが本当に大きいですし、エバートンの選手なんか、本当に自分にないものを持っていましたし、かと言って自分が持っているものを持っていなかったので、そういうことを学べたのは今後のサッカー人生で大きな経験になったと思います」

―来年、ここを目指す後輩たちにメッセージを。
「来年の日本高校選抜も実力のある選手が揃っていると思うので、キャプテンの子にはチームのミーティングを忘れないでやって欲しい。自分たちは上手くいかない時期もありましたけれども、自分も優太も声をかけてミーティングをしたからこそ、大会期間中も悪い試合でもぐっと上に持っていけましたし、大会期間中も成長できるチームを作れれば来年も絶対に優勝できると思うので期待していますね」

―チームメートは頑張る集団だった。
「自分と優太がリーダーとして前に出て、プライドの高い選手が多い中で悔しい選手もいたと思うんですけれども、(全員の)レベルの高いこともあって自分たちの話を聞いてくれたのは本当にいいチームだったと思いますね。だからこそ、1ピースも欠けることなくできたと思います」

―欧州遠征は練習試合を含めて8戦無敗。
「それはみんなの力の賜物というか、出ている選手も、出ていない選手も一丸となって戦うことができたと思います。その他にも現地の日本人の方が応援に来てくれたり、日本にいる友だちも向こうの時間だと深夜だと思うんですけれども『おめでとう』とかLINEをくれていたので、そういうものも支えになりました」

―テーマは「前後際断」。言葉通りのチームに。
「その通りだと思います。失点はしてはいけないことですし、サッカーのセオリーとして先制点を取られることは良くないことなんですけれども、その言葉のように、今やるべきことをやろうというのはチームとして監督、スタッフ、選手全員が理解していたのでその賜物だと思います。今やれることをキチッとやれたから連続失点しなかったですし、(そこから追いついたり)もっと持って行けたのはあの言葉があったからだと思います」

―夢へ向かっての第一歩を踏み出した。
「自分は大学に進学するので、4年間ここで学べた勝負へのこだわりのところは忘れちゃいけないなと思いますし、ここに来たからこそ得られた経験だと思うので、その経験を忘れずにプロになれるように。ここにいる選抜の子とまたやらなければいけないと思うので、また勝てるように。(対戦が)楽しみで仕方ないので頑張りたいと思います」

(取材・文 吉田太郎)●2018日本高校選抜欧州遠征特設ページ
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