アジア勢は再びW杯で恥を…?韓国メディアは“急造”日本代表に期待薄、西野監督就任も疑問視
ゲキサカ / 2018年4月13日 18時34分
日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が解任され、ロシアW杯のアジア代表国はイラン代表以外の4か国が直近1年間に監督交代を敢行した。韓国メディア『スポーツソウル』はこのアジア勢がW杯本大会で再び苦戦することを危惧している。
前回大会は日本、韓国、イラン、オーストラリアが出場し、アジア勢はいずれも勝利を挙げられず、グループ最下位で予選敗退。出場32か国のうち最終順位27〜30位に並んだ。「ロシアはアジア勢の墓」と見出しを打った記事では「ブラジルW杯でアジア勢は恥をかいた」と前回大会を振り返り、「ロシア大会はより不安だ。ポジティブな要素を見つけるのは難しい」と分析している。
韓国は最終予選終盤の昨年7月、ウリ・シュティーリケ監督を解任し、シン・テヨン監督が就任。予選後の昨年11月にはサウジアラビアがフアン・アントニオ・ピッツィ監督を抜擢し、今年1月にはオーストラリアが現横浜FMのアンジェ・ポステコグルー監督を切り、サウジアラビアを指揮していたファン・マルバイク監督を招へいした。しかし、いずれのチームも国際親善試合で苦戦し、本大会に不安を残している。
中でも、本大会まで2か月というタイミングで異例の監督交代に踏み切った日本については、「日本の状況はより悪い」と報道。新監督には西野朗氏が就任したが、同メディアはこの人選に疑問を投げかけ、「彼は代表チームを率いた経歴がない。年代別代表とクラブだけだ」とA代表の経験がないことを指摘。2年前から技術委員長を務め、現場から離れていたことも不安視し、「ここ3年の間に現場にいなかった点もアキレス腱である。急造チームがW杯で良い結果を残すことは期待できない」と伝えている。
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