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スタメン復帰の乾は77分間プレー、エイバルは開始早々の失点で6戦白星なし

ゲキサカ / 2018年4月15日 20時51分

乾貴士は後半33分までプレー

[4.15 リーガ・エスパニョーラ第32節 エイバル0-1アラベス]

 リーガ・エスパニョーラは15日に第32節を行った。MF乾貴士の所属するエイバルはホームでアラベスと対戦。前半4分の失点により、0-1で敗れた。2試合ぶりにスタメンとなった乾は、後半33分までプレーした。

 試合は開始早々に動いた。前半4分、アラベスは左サイドからFWルベン・ソブリーノがマイナスに折り返すと、FWヨン・グイデッティがPA手前から右足シュート。これがゴール左隅へ吸い込まれ、降格圏18位デポルティボと勝ち点9差のアラベスが幸先よく先制した。

 1点ビハインドのエイバルは、両サイドを幅広く使って攻撃を仕掛けるも、引いて守るアラベスの守備を崩すことができない。前半15分には、MFペドロ・レオンが鋭く落ちるミドルシュートを蹴り込むが、GKフェルナンド・パチェコに弾き出される。その後もエイバルが攻め込み、前半のポゼッション率は67%、シュートは8本も放ったが、同点に追いつくことができなかった。なお、アラベスの前半のシュートは1本のみにとどまった。

 後半もエイバルが試合の主導権を握る。6分、乾のスルーパスを受けたDFダビド・フンカがPA左脇でFKを獲得。レオンが前半のような弾道のシュートを放つが、これもGKパチェコに阻まれた。22分には、右サイドからMFファビアン・オレジャーナがクロスを上げ、ニアのFWキケ・ガルシアがバックヘッド。ファーサイドには乾が走り込んでいたが、シュートは枠上に外れた。

 最後のところで精度を欠くエイバルは、後半33分に乾を下げてDFアンデル・カパを投入。40分にはオレジャーナに代えてMFイバン・アレホを送り込み、猛攻を仕掛けた。しかし、最後までゴールネットを揺らすことができず、試合は0-1のままタイムアップ。敗れたエイバルは2連敗を喫し、6試合白星なし(2分4敗)となった。
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