消化試合の川崎Fは新戦力起用、2-0から追いつかれACL未勝利で終える
ゲキサカ / 2018年4月19日 1時40分
[4.18 ACLグループF第6節 川崎2-2蔚山 等々力]
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は18日、グループリーグ最終節を行い、すでにF組最下位で敗退が決定している川崎フロンターレはホームで蔚山現代(韓国)と対戦し、2-2で引き分けた。川崎Fは公式戦6戦未勝利。グループステージは3分3敗となり、今大会で勝利を挙げられなかった。
グループステージ敗退が決定し、消化試合となった川崎Fは14日のJ1第8節仙台戦(0-0)から11人全員を変更。今季新加入のMF齋藤学、MF下田北斗、MF鈴木雄斗、FW赤崎秀平が移籍後公式戦初先発。4-4-2のシステムで鈴木と赤崎が2トップを組んだ。
F組2位が確定している蔚山現代は4-1-4-1の最前線にFW豊田陽平が入った。[スタメン&布陣はコチラ]
試合はいきなり動いた。前半2分、赤崎とワンツーの形でPA内を突破した齋藤が左足シュート。これはGKチョ・スヒョクに弾き出されたが、こぼれ球に反応した鈴木が右足ダイレクトで押し込んだ。今季、山形から完全移籍で加入した鈴木は移籍後初出場で初ゴールをマークした。
蔚山現代の攻撃に耐えた川崎Fはセットプレーからもチャンスをつくり、前半35分、PA右隅からのFKを下田が左足で直接狙ったが、これは惜しくもゴール左へ。前半43分、ドリブルで突破した赤崎が横パスを出すと、MF長谷川竜也が切り返して相手をかわし、左足シュートを押し込んだ。
2-0で折り返した川崎Fだったが、後半開始早々に立て続けに失点を許してしまう。後半2分、CKの流れからMFパク・ヨンウにヘディングで決められ、2-1。後半5分にもMFイ・ヨンジェに左足シュートを決められ、2-2に追いつかれた。
齋藤が得意のドリブルで相手守備網を切り裂き、後半28分には鮮やかな突破からシュートを放ったが、威力が弱くGKがキャッチ。後半24分には川崎Fベンチが動き、齋藤に代えてMF脇坂泰斗を投入。大卒ルーキーの脇坂はプロデビュー戦となった。
川崎Fは続々と交代カードを切り、後半36分、下田に代えてMF守田英正、後半39分には負傷した赤崎に代えてFW知念慶を投入。蔚山現代も後半39分に豊田をベンチに下げた。スコアは最後まで動かず、2-2のドロー。川崎Fは今大会未勝利に終わった。
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