ウーゴ・ヴィエイラ3発で得点ランク首位!! 壮絶ダービーはドロー決着も、横浜FMが降格圏脱出
ゲキサカ / 2018年4月21日 18時7分
[4.21 J1第9節 横浜FM 4-4 湘南 日産ス]
J1リーグは21日、第9節1日目を各地で行い、降格の可能性がある16位に沈む横浜F・マリノスと勝ち点で並ぶ15位の湘南ベルマーレが対戦した。前半終了時点で両チーム合計7点が入るという壮絶な打ち合いは4-4の引き分けに終わった。
リーグ連敗中の横浜FMは、前節の神戸戦(●1-2)から先発3人を変更。3日前のルヴァン杯FC東京戦(△2-2)に先発したMF大津祐樹をはじめ、神戸戦でJリーグ初ゴールを記録したFWオリヴィエ・ブマルと、FWユン・イルロクがスタメンに名を連ねた。
一方、前節の広島戦(●0-2)で首位独走チームを押し込む時間帯をつくった湘南も先発3人を変えた。ルヴァン杯鳥栖戦(△0-0)で先発したDF大野和成に加えて、DFアンドレ・バイア、MF菊地俊介が戻ってきた。[スタメン&布陣はコチラ]
先手を取ったのは湘南だった。前半7分、MF菊地俊介のミドルシュートはGK飯倉大樹に阻まれたが、同8分、湘南FWアレン・ステバノヴィッチが左サイドを突破し、右足アウトサイドでクロスを配給。するとDF中澤佑二の頭に当たったボールがゴールネットを揺らし、オウンゴールで先制点を奪った。
一方の横浜FMも徐々にペースをつかみ始める。ピッチを幅広く使って自陣からボールをつないで前に出ると、FWウーゴ・ヴィエイラの個人技でゴールに迫った。そして前半27分、右サイドに開いたブマルがドリブルで一気に3人をかわすと、PA外で横パスを受けたのはヴィエイラ。対面DFを抜き切らずに右足を振り抜き、同点に追いついた。
すると、ここからゴールラッシュが始まった。湘南は失点直後の前半28分、PA外に飛び出した飯倉大樹のクリアを拾ったMF菊地俊介が無人のゴールに流し込み、勝ち越しに成功。さらに同41分、右サイドからの斜めのボールに抜け出したステバノヴィッチがGKとの1対1を制し、リードを2点に広げた。
ところが前半44分、FWユン・イルロクの横パスを受けたヴィエイラが2点目を叩き込むと、直後には、PA内でDF山中亮輔のクロスを受けたヴィエイラが技ありトゥーキックでハットトリックを達成。得点ランクトップに立つ今季7点目で、横浜FMが同点に追い付いた。それでもアディショナルタイム、湘南も右サイドの崩しからステバノヴィッチが落ち着いて決め、三度突き放した。
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