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最下位WBAが“最後のあがき”…リバプールは2点差追いつかれて痛恨ドロー

ゲキサカ / 2018年4月21日 23時1分

リバプールはモハメド・サラーが今季31点目も…

[4.21 プレミアリーグ第35節 WBA 2-2 リバプール]

 プレミアリーグは21日、第35節を行った。リバプールは敵地でWBAと対戦し、2-2で引き分けた。

 24日にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝ローマ戦を控えるリバプールは、前節ボーンマス戦から5人を変更。FWロベルト・フィルミーノやDFデヤン・ロブレンらがベンチスタートとなり、DFラグナル・クラバンとDFアルベルト・モレノ、DFジョー・ゴメス、MFジェームス・ミルナー、FWダニー・イングスが先発起用された。

 試合は開始早々に動いた。リバプールは前半4分、左CKを獲得すると、ショートコーナーからミルナーのリターンパスを受けたMFサディオ・マネが巧みなボールコントロールで相手をかわしてグラウンダーのクロス。MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの落としをイングスが左足で突き刺し、先制のゴールネットを揺らした。

 リバプールは、今季30得点で得点ランキング首位を走るFWモハメド・サラーが相手の脅威になり続け、前半42分にはそのサラーからイングスが決定機を迎えるなど、果敢に追加点を狙った。だが、セットプレーからピンチを招くなど、前節マンチェスター・ユナイテッドを下した最下位WBAに苦戦を強いられた。

 後半の立ち上がりもMFマット・フィリップスの突破に手を焼くなど、なかなか追加点を奪えないリバプール。21分には、イングスとマネを下げてフィルミーノとMFアレックス・オクスレード・チェンバレンを投入すると、27分にゴールネットを揺らす。敵陣中央でパスを受けたチェンバレンがスルーパスを送り、サラーがPA左に進入。チップキックで飛び出したGKの頭上を突き、2-0とした。

 WBAは後半34分、右CKからFWジェイ・ロドリゲスが中央へ折り返し、DFクレイグ・ドーソンが左足シュート。これはGKロリス・カリウスに止められたが、こぼれ球をMFジェイク・リバーモアが右足で押し込み、1-2と1点を返す。43分には、左サイドのFKからFWサロモン・ロンドンがダイビングヘッドを突き刺し、土壇場で試合を振り出しに戻した。

 試合はそのまま2-2でタイムアップ。リバプールはCLに弾みをつけることができなかった。なお、残り3試合となった最下位WBA(勝ち点25)は、16位クリスタル・パレス(勝ち点34)が21日のワトフォード戦で引き分け以上、17位スウォンジー(勝ち点33)が22日のマンチェスター・シティ戦で勝利すれば、今節での降格が決まる。
●プレミアリーグ2017-18特集

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