[MOM2482]帝京DF久保莞太(3年)_俊足CBが成立のスピード封殺
ゲキサカ / 2018年4月23日 23時55分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.21 関東高校大会東京都予選準々決勝 成立学園高 0-1 帝京高 駒沢2]
成立学園高を1-0で破った試合後、帝京高の日比威監督は堅守を支えたDFラインとGKについて高く評価していた。丁寧なポゼッションからロングボールも交えて攻めてくる相手に対して焦れることなく対応し、無失点勝利。中でも守備の柱、CB久保莞太(3年)の存在は大きかった。
「前年度までの成立のサッカーと違って対角線のボールとか使ってきて、サイドが速い攻撃だというのは分かっていた。今週いっぱい、想定した練習をしてきたので自信をもって挑みました」と久保。東京都1部リーグでも対戦した相手をしっかりと分析し、自身は持ち味のスピードを活かしたカバーリングで要所を封じ続けていた。
特に後半は成立学園の快足エースFW窪田稜(3年)が左サイドにポジションを移してドリブル突破。帝京はサイド深く切れ込まれるシーンもあったが、久保は素早いカバーリング、スライディングタックルで決定的なシーンを作らせない。その久保は対人の強さも随所に発揮しつつ、声でチームを引き締めて完封勝利に貢献。「ずっと失点が試合で続いていた。ディフェンスの意識がみんな高かった。(今大会)3試合で1失点は自信になっていると思います」と喜んでいた。
加えてこの日は課題として取り組んでいたキックでチームに貢献する。前半35分、ロングフィードをMF梅木遼(3年)へ通して決勝アシスト。相手CBの処理ミス、スピードのある梅木の前方への配球を狙っていたという久保は、狙い通りのキックでゴールを演出し、笑顔を見せていた。
横浜FMの育成組織出身で、下級生時から試合経験を重ねてきた久保は、帝京の先輩たちの姿から多くを学んできた。「3年生の集大成で結果を出せればいいと思っています」と語るように今年は勝負の年。昨年は170cmのDFリーダー、CB菅原光義主将が帝京を支えていた。今年はその先輩のインターセプトなどを参考にプレーする小柄なCB久保が、「カバーリングやインターセプトは自信を持ってやっている。CBは自分のポジションだと思ってやっている」というポジションで帝京を関東、全国へ導く。
(取材・文 吉田太郎)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
強豪校CBが味方へ苛立ち「触るなよ!」 弱さ露呈も大役任され「変わらないと」…“5番”の誓い
FOOTBALL ZONE / 2024年9月20日 7時30分
-
[NBチャンピオンシップU-16]目標は「優勝一択」。連覇狙う飯塚が強度、粘り強さ、走り切る力を発揮して4強入り
ゲキサカ / 2024年9月16日 7時9分
-
日本代表で「最も伸びている1人」 OB絶賛した森保J成長の要因…中国戦出場16選手採点
FOOTBALL ZONE / 2024年9月6日 10時50分
-
1、2年時の悔しさも胸に。186cmの注目CB吉村太希は「また鹿実が全国の舞台に戻ってこれるように」
ゲキサカ / 2024年8月30日 15時44分
-
才能たちが躍動。静岡ユースが1-0で勝利、2年連続でU-18韓国代表撃破!
ゲキサカ / 2024年8月27日 22時31分
ランキング
-
1大谷翔平、ついに到達した「8.0」 DH最高&歴史的MVPまた前進…更新し続ける衝撃数値
Full-Count / 2024年9月22日 7時19分
-
2大谷翔平の偉業で…イチロー氏の“予言”にX驚愕 現実になった引退会見「全ての伏線とは」
Full-Count / 2024年9月21日 7時10分
-
3大谷翔平がHR量産しすぎて…指揮官まさかの悩み「うーん」 次から次に出る衝撃の記憶
Full-Count / 2024年9月22日 8時32分
-
4池江璃花子 バリでの美バックショット&スラリ美脚が話題「女神様」「脚線美」「素敵です」
スポニチアネックス / 2024年9月22日 6時40分
-
5レジェンドが「歴代最強」と太鼓判、かつてない選手層のサッカー日本代表
産経ニュース / 2024年9月22日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください