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『34年分』の忘れ物を取りに…大逆転4強のローマ、因縁のリバプール戦へ

ゲキサカ / 2018年4月24日 19時30分

リバプール戦に臨むローマ

 劇的な逆転勝利でUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を勝ち上がってきたローマは24日、リバプールとの準決勝第1戦を迎える。欧州CLベスト4に進出するのは、なんと34年ぶりのこと。さらに34年前、ローマの初戴冠を阻んだのは、今回の対戦相手であるリバプールだった。

 ローマはバルセロナとの準々決勝、敵地での第1戦に1-4で敗れた。だが、誰もが逆転不可能だと思ったホームでの第2戦、驚異的なハイプレスで相手を押し込むと、攻撃では大量3点を奪取。アウェーゴールの差で上回って見せ、奇跡の4強進出を果たした。

 そして24日、久しぶりの準決勝というステージで“因縁”のリバプールと激突する。

 1984年5月30日、ローマは史上初めてUEFAチャンピオンズカップ(現・欧州CL)決勝に臨み、PK戦で敗れている。もしここで勝っていれば、もちろん初の戴冠だった。だが、勝利を手にしたのは4回目の王座となったリバプール。今回のアウェーゲームは“34年分の悔しさ”を取り戻しに行く旅となる。

 前日会見に出席したアレクサンドル・コラロフは「子どもがプレーすることを夢見るような試合になる。来週はきっと、われわれのサポーターが爆発してくれる。だから、明日に集中するよ」と気合いのこもったコメントを残している。
●欧州CL17-18特集

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