CLバイエルン戦に全選手招集のレアル…ジダン「良い準備ができている」

前日練習を行うレアル・マドリー

　25日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第1戦でバイエルン(ドイツ)と対戦するレアル・マドリー(スペイン)のジネディーヌ・ジダン監督が、前日会見に出席して意気込みを語ったことをクラブ公式ウェブサイトが伝えている。

　先週末に行われたリーガ・エスパニョーラ第34節は、対戦相手のセビージャがコパ・デル・レイ決勝を戦った影響で5月9日に延期となったため、18日のリーガ第33節ビルバオ戦から1週間、試合間隔が空いたレアル。ジダン監督は「チームは心身ともに良い状態だし、良い試合をするための準備ができているよ」とチーム状態に手応えを得ているようだ。

　準々決勝で対戦した昨季はアウェーの第1戦を2-1で先勝し、延長戦までもつれ込んだ第2戦はFWクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックなどで4-2の勝利を収めて、準決勝へと駒を進めた。しかし、指揮官は「昨季のものとはまったく違うもの。明日の試合は苦しまなければいけないことは分かっている。けど、それがサッカーだ」と警戒を緩めることはない。

「バイエルンは歴史のある偉大なクラブだけど、自分たちは良い試合をすることを望んでいるよ」

　今回アウェーで行われる一戦には、全選手が招集された。「選手なら誰でもこういう試合には出たいものだよ。我々は明日、良い試合を見せられることを望んでいるし、目指している」。前人未踏の3連覇に向けて、第1戦を良い形で終えたいところだ。
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