「中学時代に悔しい思いを…」 埼玉2冠・成徳深谷、名門街クラブの“雑草組”が中心担う
ゲキサカ / 2018年5月6日 17時22分
[4.30 関東高校大会埼玉県予選決勝 成徳深谷高 1-0 立教新座高 埼スタ第2]
昨季の県内タイトル全てを勝ち取った昌平高をさしおいて、今季の新人戦・関東大会予選という2冠を獲得した成徳深谷高。県北部の深谷市に位置する高校だが、多くのメンバーは西隣にある熊谷市の名門街クラブクマガヤサッカースポーツクラブの出身者だ。
この日の先発メンバーだけでも、主将のMF佐藤蒼太(3年)やたびたびビッグセーブを見せていたGK神尾龍汰(3年)を始め、最終ラインを構成する4人、MF岩崎蓮(3年)、そして1学年下のFW戸澤雄飛(2年)の計8人がクマガヤSCで中学時代を過ごした。だが、そのうち大半が当時のレギュラーではなかったようだ。
「山田(DF山田宏心)とか、成澤(DF成澤圭梧)は中学時代も試合に出ていたんですけど、ほとんどが『クマS』の時に出られなかった選手です」(佐藤)。当時の主力メンバーはC大阪U-18、前橋育英高、星稜高など、全国常連レベルのチームに加入。そういったチームに対しては、少なからずライバル意識もあるという。
「中学時代に悔しい思いをしてきたので、ここではそのような思いも出して戦えていると思います」(佐藤)。県王者に輝きながらも『挑戦者』というテーマで戦ってきた成徳深谷において、そんなチャレンジ精神がモチベーションの源泉。夏冬の大舞台で同校初の全国出場を果たすため、“雑草集団”はこれからもハングリーに戦っていく。
(取材・文 竹内達也)
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