[関東2部]“台風の目”41年ぶり関東リーグ昇格の立教大が開幕3連勝の快進撃
ゲキサカ / 2018年5月1日 18時0分
[4.28 関東大学L2部 立正大0-1立教大 立正大熊谷C]
立教大の勢いが止まらない。
今年、実に41年ぶりの関東リーグ復帰をはたした立教大だが、初戦の東海大戦で劇的なアディショナルタイムのゴールで白星を挙げると、東京農業大に4-1と圧勝。第3節では同じく連勝中の立正大と対戦。昨年、関東リーグに昇格した立正大は「東京都リーグで何度も対戦した相手」(立教大・倉又寿雄監督)という相手だけに接戦となったが、後半序盤の先制点を守りきり、1-0で勝利した立教大が3連勝を果たした。
結果的に決勝点となった立教大の先制点を叩き出したのが、FW三原佑太だ。左SBの奥谷康平から上ったクロスを高い位置で収めると、そのまま右足を振り抜いてゴールに突き刺した。「自分はあまり体が大きいほうじゃない。だからトラップしたり体を使ったりというのは苦手。どちらかといえばワンタッチで合わせられるのが自分の強み」という武器を活かしたファインゴールだった。
開幕戦ではベンチにすら入っていなかったが、「たまたま開幕戦で怪我人が出て、自分にチャンスがきた」という。2年時には怪我をし、1年間を棒に振った。プレーヤーとして復帰できたのは3年の夏。今年に入ってようやくトップチームに絡めるようになった。怪我をしていた間は、コーチや主将、マネージャーの仕事を見ながら、改めて「みんなが作ってくれた環境があって、自分たちは試合に出られる」と痛感した。「今まではただ自分が好きでサッカーをやってきたけれど、みんなの代表として試合に出ることの責任感を感じるようになった」と、試合に出ることへの意識も変わった。「だからトップチームで試合に出ること自体がうれしいし、新鮮」だと笑顔を見せた。
記念すべき関東リーグ初ゴールを上げたが、まずは「スタメンに定着することが目標」。そのうえで「得点はもちろん、アシストの回数も増やしたいし、とにかくボールにたくさん関わりたい」という。関東リーグの印象を「対戦相手は、どこもひとりひとりの能力が高い」としつつも「自分がボールを受ける位置や受けたといった細かい部分に気をつければやれる」と手応え感じた様子だ。ゴール前での勘の良さ、判断力の良さを今後の試合でどう活かすか。三原が、関東2部の“台風の目”となりつつある立教大のラッキーボーイになれるかどうかは、今後の活躍にかかっている。
(取材・文 飯嶋玲子)●第92回関東大学L特集
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