柿谷が“DF腰砕け”のテク披露…C大阪が長崎を3発撃破で3戦ぶり白星!
ゲキサカ / 2018年5月5日 17時51分
[5.5 J1第13節 C大阪3-1長崎 ヤンマー]
5位セレッソ大阪が得意のホームで14位V・ファーレン長崎に3-1で勝利した。前半30分にFW柿谷曜一朗が華麗なドリブルから先制点を挙げ、同37分にはDF丸橋祐介が直接FKで追加点。後半9分に長崎のMF中村慶太に1点を返されたが、同41分にMF水沼宏太がダメ押し弾を奪った。チームは3試合ぶりの白星で4戦無敗(2勝2分)とし、本拠地では開幕7試合負けなし(5勝2分)としている。
C大阪は開始から攻勢をかけながらも長崎GK徳重健太の牙城を崩せずにいたが、前半30分にエースが魅せる。
左サイドでのボール奪取からFW高木俊幸が柿谷につなぎ、背番号8はドリブルでPA内左に進入。長崎DF高杉亮太との1対1を迎えると、右足で一度ボールを舐めてから鋭く切り返し、高杉に尻餅をつかせる。抜き去った後も冷静にGK徳重の位置を確認し、右足で軽くゴール右へと流し込んだ。
前半37分にはPA手前左で仕掛けた柿谷がFKを獲得し、ボールの前には丸橋と高木が立つ。左利きキッカーの丸橋が直接シュートを放つと、鮮やかな軌道でゴール右角に向かい、ポストの内側を叩いてネットを揺らした。
先制点の柿谷は7試合ぶりとなる今季4得点目を記録し、丸橋は6試合ぶりとなる今季3ゴール目。C大阪は今季J1開幕6試合負けなし(4勝2分)のホームで2点を先行し、ハーフタイムを迎えた。
2連敗中の長崎も後半9分に反撃。敵陣でのパス回しから右サイドでフリーのMF飯尾竜太朗がボールを受け、右足でバックスピンをかけたストレート性のクロスを送る。PA内中央でジャンプしたC大阪DFマテイ・ヨニッチの頭上を越えると、その奥にいた中村が胸トラップから右足で豪快なボレー。GKキム・ジンヒョンが一歩も動けないままゴール右に突き刺さり、1点を返した。
中村の今季3ゴール目で1-2とした長崎は後半13分にFW鈴木武蔵を下げ、FWファンマを投入。C大阪は前への圧力を強めた長崎にゴールを脅かされる場面が続いたが、粘り強く耐えると、同41分に試合を決定づける。左サイドの高木が積極的な仕掛けで複数のDFを振り切り、PA内左からラストパス。フリーで反応した途中出場の水沼が右足で丁寧にゴール左へ流し込み、水沼の今季初弾でC大阪が3-1の快勝を飾った。
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