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鮮烈トップデビュー!! 鳥栖U-18所属FW石井快征が初ゴール&PKゲット、ルヴァン杯初勝利に導く

ゲキサカ / 2018年5月10日 8時30分

サガン鳥栖FW石井快征

[5.9 ルヴァン杯GL第5節 鳥栖2-1長崎 ベアスタ]

 ルヴァン杯は9日、グループリーグ第5節を各地で行い、D組のサガン鳥栖がホームでV・ファーレン長崎と対戦し、2-1で勝利した。今季初勝利で勝ち点を4に積み上げたが、他会場の結果により敗退が決定。長崎はプレーオフステージ進出を懸けて、最終節に湘南と対戦する。

 ホームの鳥栖はリーグ前節の清水戦(○3-1)からスタメン8人を変更。これまで1試合にベンチ入りしていた鳥栖U-18所属のFW石井快征がトップチームデビューを果たした。一方の長崎は前節のC大阪戦(●1-3)から先発11人全員を変えて臨んだ。

 鳥栖は前半33分、リーグ前節で退場となっていたが、ルヴァン杯は出場できるFW小野裕二が浮き球スルーパスを送ると、PA内に抜け出したMF河野広貴が倒されてPKを獲得。河野のキックはGK増田卓也に阻まれたが、こぼれ球を石井が決めた。18歳FWのトップチーム初ゴールで、先制点を奪った。

 さらに鳥栖は1点リードで迎えた後半25分、右サイドでボールを受けた石井がカットインすると、DF田代真一に倒されてPKを獲得。2点目への期待が高まったが、キッカーに立ったのは小野。これをしっかり右へと決め切り、リードを2点に広げた。

 終始存在感を放った石井は後半38分、FW趙東建との交代でピッチを退く。鮮烈のデビュー戦を飾った18歳にはホームのサポーターから大きな拍手が贈られた。長崎は同39分、MF碓井鉄平がMF加藤恒平に倒されてPKを獲得。中央に蹴り込み1点を返した。だが、反撃はここまで。鳥栖が2-1で勝利し、ルヴァン杯の今季初勝利を飾った。

 他会場では湘南ベルマーレがヴィッセル神戸に4-3で勝利。鳥栖は最終節で勝ち点で並ぶ可能性を残すが、通算対戦成績で下回っているため、3位以下での敗退が決定した。敗れた長崎は勝ち点7で並ぶ湘南と最終節に対戦し、引き分け以上でグループリーグ突破が決まる。
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