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ラストチャンスで『初戴冠』…フェルナンド・トーレス「ここで優勝するのが小さな頃からの夢だった」

ゲキサカ / 2018年5月17日 7時45分

アトレティコ・マドリーでの初タイトルを手にしたFWフェルナンド・トーレス

[5.16 EL決勝 マルセイユ 0-3 A・マドリー]

「小さい頃から“僕のクラブ”で優勝することが夢だったんだ」。幼少期からアトレティコ・マドリーのファンだったFWフェルナンド・トーレスは今季限りで退団予定。最後のチャンスとなったUEFAヨーロッパリーグ決勝で、待ちに待った初タイトルをようやく獲得した。スペインメディア『アス』が喜びのコメントを伝えている。

 3-0で迎えた後半終了間際、なおも絶大な人気を誇る背番号9に待望の出番が訪れた。交代の相手は2ゴールを挙げたFWアントワーヌ・グリエーズマン。稀代のエースと抱き合ったかつてのエースがピッチに足を踏み入れると、フランス・リヨンに集まったサポーターのムードは最高潮に達した。

 そして2分後、歓喜の瞬間がやってきた。「この幸せを説明することは難しいよ。チャンピオンに返り咲くための機会を得るため、とても長い時間が掛かったことを考えるとね」。11歳からアトレティコのユニフォームに身を包み、キャリア最盛期はイングランドで時を過ごした34歳は、復帰3年目で手にした念願のトロフィーを何度もサポーターに向けて掲げてみせた。

「感情のレベルで言えば最高潮だよ。偉大なチームと最高の世代でプレーする幸運を持っていたけど、小さな頃から“夢”に集中してきたんだ。“僕のチーム”で優勝するんだ、ってね」。トップデビューの2000年は2部、クラブを離れた07年は7位だったA・マドリー。「僕がクラブを離れた時は考えもしなかったよ」と感慨深げに語っている。
●EL17-18特集

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