ユース取材ライター陣が推薦する総体予選注目の11傑vol.1
ゲキサカ / 2018年5月18日 21時52分
特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『全国高校総体予選注目の11傑』」
ゲキサカでは熱戦展開中の平成30年度全国高校総体「2018彩る感動 東海総体」サッカー競技(三重)都道府県予選の注目選手を大特集。「総体予選注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣に総体予選注目の11選手を紹介してもらいます。第1回は関西を中心にジュニアから大学生、Jリーグまで精力的に取材する森田将義氏による11名です。
森田将義氏:「高体連の選手にとって、冬の選手権と並ぶ祭典なのがインターハイ。自身とチームの存在をアピールしたいという意気込みは強く、全国行きをかけた熱戦が各地で繰り広げられています。予選と全国で一人でも多くの選手が陽の目を浴びて欲しいのですが、今回は今年観た選手の中からプロや大学での活躍を期待したい個人的な注目選手をピックアップしました。この中から何人が予選を勝ち抜き、より多くの人に自らの存在をアピールできるか注目です」
以下、森田氏が推薦する11名
GK中村龍音(神戸弘陵高3年)
「DF裏への対応と正確なキックが光る関西屈指の守護神。昨年は守護神として、前期からプレミアリーグの出場を重ねたが、後期は同級生の野村昌平にポジションを奪われた。『あんな悔しい想いはもうしたくない』と話す今季は安定感溢れるプレーで、堅守を支える」
DF中村拓海(東福岡高3年)
「攻撃力が武器の右SBだが、『サイドバックだけじゃ面白くないし、ザ・サイドバックという感じは好きじゃない』と話すようにプレーエリアは右だけに留まらない。積極的に中央に切り込み、相手の守備陣に混乱をもたらす現代型で、今年の東福岡のキーとなる選手だ」
DF吉村仁志(大津高3年)
「公立の雄・大津が生み出した最新作。『植田直通二世』との呼び声も多いCBで、本家と同じく溢れんばかりの闘争心とずば抜けた跳躍力を活かし、ゴール前の壁となる。『乾いたスポンジのよう』と平岡和徳総監督が口にする吸収力も魅力の一つ」
DF平山裕也(広島皆実高3年)
「地元・サンフレッチェ広島の千葉和彦に憧れるCBで、工夫を凝らした左足のロングフィードと高い身体能力を活かした競り合いが武器。昨年のプレミアリーグ参入戦と選手権で能力の高さを垣間見せ、Jからも注目されている」
DF高木大輝(京都橘高2年)
「圧倒的な攻撃力が目を惹くFW出身の左SB。緩急をつけたドリブル突破で相手を置き去りにし、深い位置から正確な左足クロスでチャンスを作る。今季はDFながらも、10番を託されるなどチームの期待は高く、昨年以上の活躍が待たれる」
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