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[関東2部]日体大が東農大を退け今季2度目の連勝達成!しかし指揮官は「何の収穫もない」と落胆も

ゲキサカ / 2018年5月19日 23時30分

日体大が今季2度目の連勝を達成

[5.19 関東大学L2部第6節 日本体育大2-1東京農業大 保土ヶ谷公園]

 関東大学リーグ2部の第6節が19日に各地で行われ、日本体育大と東京農業大が対戦。1-1で迎えた後半35分、途中出場のFW及川翔五(2年=東海大福岡高)が勝ち越し弾を挙げ、日体大が2-1で勝利した。

 前半は互いにチャンスをつくっていく。東農大は前半28分、FW田代蓮太(4年=東京Vユース)がPA左に進入して左足シュートを放つが、GK大杉啓(4年=静岡学園高)にキャッチされる。31分には日体大が反撃。大杉のロングフィードから中盤のMF関戸裕希(4年=前橋育英高)がつなぎ、最後はFW平川元樹(4年=札幌U-18)がPA左からゴールを狙うが、相手のブロックに阻まれた。

 前半終了間際、東農大はDF土屋守(4年=帝京三高)の左CKからPA内でこぼれたところを、途中出場のDF西海洋介(3年=遊学館高)が豪快な右足ボレー。しかし、大杉が左手一本ではじくスーパーセーブをみせ、一進一退の攻防の中で前半を0-0で終える。

 日体大は後半開始とともに平川に代えて及川を投入。そして、後半5分には先制点を挙げる。MF渡邊龍(4年=FC東京U-18)のパスを受けた関戸がPA手前から左足シュート。矢野晴之介監督も「卓越したテクニック、シュート力がある」と評価する関戸の一閃をGK内野将大(2年=関東一高)は触れられず。ゴール右隅に突き刺さり、日体大が1-0とした。

 しかし、東農大も後半17分に同点弾を決める。三浦佑介監督が「あれは練習からやっている形」というように、前線からの守備で素早くボールを奪ったFW手塚竣一朗(4年=新潟U-18)がそのままPA手前まで運び、相手DFを引き付けてPA左の田代へパス。絶妙なお膳立てを受けた田代は「あとは気持ちで決めてやる」と冷静に右足シュートをゴール右に沈め、今季初ゴールで試合を1-1の振り出しに戻した。

 勢いに乗る東農大は後半24分、負傷によりベンチスタートとなったFW影森宇京(3年=浦和ユース)を投入する。後半33分には土屋が左サイドを突破してクロスを上げ、影森がヘディングシュート。ゴールにはならなかったが、再三の波状攻撃に逆転の雰囲気が漂い始めた。

 すると後半35分、劣勢に立たされていた日体大が勝ち越しに成功する。チャンスを決め切れない東農大のボールを奪って一気にカウンター。MF辻川翔(4年=柏U-18)のシュートは内野にセーブされるが、こぼれ球を拾ったMF川原田湧(2年=横浜FMユース)がパスを出し、最後は及川が渾身の右足シュートを決めた。2-1と点差を広げた日体大がそのまま逃げ切り、今季2度目の連勝とした。

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