緊急出場も冷静に…C大阪FW高木俊幸が堅守広島から2発「自信になる」
ゲキサカ / 2018年5月20日 21時2分
[5.20 J1第15節 広島0-2C大阪 Eスタ]
途中出場FW高木俊幸の鮮やかな2発が、首位を独走する広島に待ったをかけた。
まずは後半36分、セレッソ大阪はGKキム・ジンヒョンからロングボールが出ると、FWヤン・ドンヒョンが頭でそらす。これに反応した高木が落ち着いてGKの股を抜くシュートを蹴り込んだ。
「常に狙っているところ。イメージ通りのボールが来た」。押し込まれていた中でも左サイドの深い位置にスペースがあることをチームの共通意識として確認。そのイメージの共有が先制点に繋がった。
さらに後半39分には今度はミドルレンジで相手クリアボールを胸トラップで収めると、迷わず右足を振り抜く。シュートは「感覚的なもの」と振り返ったが、見事なシュートがゴール右隅に吸い込まれる。広島にとどめを刺す一撃になった。
「失点の少ない相手でしたし、どう崩すかというのも課題になる試合だと思った。その相手に2点取って勝利出来たことは自信になると思う」
出番はアクシデントによってやってきた。後半開始直後、MF清武弘嗣が負傷により交代を要求。交代選手として高木が急きょ指名された。
しかし準備は出来ていた。清武が故障明けだったということもあり、尹晶煥監督は高木に対し、試合前から「早く出番がくると思うから準備しておいて」と指示されていたという。出場直前にも「準備できているでしょ」と声をかけられていた。
「こういう試合は流れが大事。前半は外から見ていても苦しい展開だった。無失点で乗り切ってくれていたので、自分が入ることで流れを変えるのが仕事だと思った。ゲームの運び方としては良かったかなと思います」
C大阪はこの試合に勝利したことで、1試合少ない状況で、広島との勝ち点差を11とした。「相手のホームでしっかり勝ち点を取って帰ることが出来たのは大きい」。後半戦の巻き返しへ。C大阪は“勝ち点6”を争ったゲームを制した自信を胸に、中断期間に入る。
(取材・文 児玉幸洋)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
打ち勝った名古屋が2連敗ストップの勝ち点3! 今季無敗の広島を攻略【明治安田J1第12節】
超ワールドサッカー / 2024年5月6日 17時4分
-
久々攻撃躍動のリバプールが逆転優勝へわずかな望み繋ぐ3戦ぶり白星! スパーズは意地の2点も4連敗…【プレミアリーグ】
超ワールドサッカー / 2024年5月6日 2時33分
-
新潟 執念のドロー 数的不利の中で後半アディショナルタイムに高木が今季初ゴール!
スポニチアネックス / 2024年5月4日 4時31分
-
J通算ゴール偉業目前で…元日本代表が吐露「このまま取れないのか」 快挙で浮かぶ36歳の苦悩【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年5月2日 7時50分
-
リバプール 逆転V遠のく痛恨ドロー MF遠藤は2戦ぶり先発出場で攻守に奮闘も…
スポニチアネックス / 2024年4月27日 22時29分
ランキング
-
1大谷翔平、「あなた、とてつもない」あまりの絶好調ぶりにドジャースもぼうぜん…11号を球団SNSで速報
スポーツ報知 / 2024年5月7日 12時9分
-
2大谷翔平が週間MVPを受賞できたワケ ド軍監督が明かす変化「内角球をかなり見送る」
Full-Count / 2024年5月7日 8時46分
-
3大谷翔平と井上尚弥〝どちらがすごい〟論争が白熱 MLBレポーター「2人とも日本人だよ!」
東スポWEB / 2024年5月7日 15時39分
-
4次は井上尚弥 vs 那須川天心!? 大橋会長が東京ドーム再進出に意欲 視聴者数は野球WBC超え
東スポWEB / 2024年5月7日 17時52分
-
5【MLB】ロッテ・佐々木朗希は「ドジャースと契約しないかも」と米メディア報道
東スポWEB / 2024年5月7日 15時47分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください