[関西]大体大が開幕630分間無失点で全勝キープ!桃山大が3位浮上、昇格組は待望の勝ち点獲得:第7節
ゲキサカ / 2018年5月22日 10時46分
第96回関西学生サッカーリーグ1部
第96回関西学生サッカーリーグ1部の第7節が19日に各地で行われた。首位を走る大阪体育大は阪南大と対戦し、2-0で勝利。後半10分にFW林大地(3年=履正社高)が、37分にはFW古城優(4年=堺西高)がそれぞれPA内から得点を決めた。大体大は開幕7試合でいまだ無失点を保ち、7連勝の快進撃を続けている。
3連勝で首位を追いかけるびわこ成蹊スポーツ大は関西学院大と対戦。びわこ大は前半16分、FW青山景昌(3年=名古屋U-18)が先制点を決めるが、44分には関学大のMF安羅修雅(1年=履正社高)に同点弾を決められる。そのまま試合は1-1のドロー。連勝ストップのびわこ大は首位・大体大と勝ち点4差に開いた。
前節に黒星を喫した桃山学院大は大阪学院大と点の取り合いに。桃山大はMF徳永晃太郎(4年=立正大淞南高)が2得点を、大院大もFW井上泰斗(3年=C大阪U-18)が2得点を挙げるなど接戦のまま試合は進む。すると、3-2の桃山大リードで迎えた後半アディショナルタイム3分、大院大はMF三木水都(4年=大院大高)が同点弾を決める。
しかし、ドラマは終わらない。大院大の同点弾から1分経たずして、桃山大はFW毎熊晟矢(3年=東福岡高)の5試合連続となる今季9得点目で再び勝ち越しに成功。白熱のシーソーゲームは桃山大が4-3で勝利した。
3連勝と波に乗る関西大は近畿大と対戦。前半19分、近畿大FW粟飯原尚平(4年=札幌U-18)に先制を許した関大だが、後半26分には左CKからDF安田有輝(4年=大谷高)が頭で合わせて同点に追いつく。しかし42分には近大のセットプレーからMF川畑隼人(3年=履正社高)に勝ち越しを許し、関大は1-2で連勝ストップとなった。近大は待望の今季初勝利としている。
3位・関大(勝ち点14)が敗れ、4位・関学大(勝ち点13)はドロー、5位・桃山大(勝ち点11)が勝利を収めたため、この3チームは同勝ち点14に並んだ。しかし得失点差により、桃山大(得失点差+11)が3位に浮上し、4位が関学大(得失点差+9)、5位が関大(得失点差+5)となっている。
昇格組の甲南大は立命館大と対戦。甲南大は前半36分にMF坂本樹(1年=履正社高)が、後半7分にはFW稲森文哉(2年=阪南大高)が追加点を挙げ、リードを広げる。しかし、後半10分からの5分間で立命館大が怒涛の反撃。FW築山隼(3年=久御山高)のアシストからFW延祐太(2年=JFAアカデミー福島)が2得点を決め、2-2のドローに終わった。甲南大は今季2度目の先制点を奪ったが守り切れず。しかし今季初の勝ち点1を獲得した。
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