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現校名で初の全国へ。関大北陽は金光大阪に追いつかれてドローも、堅守発揮して“半歩前進”

ゲキサカ / 2018年5月27日 21時58分

 このまま試合終了。順位決定時の参考として行われたPK戦は関大北陽GK原口が相手の4人目をストップする。1人目のMF西川修大(3年)からFW真鍋智也(3年)、MF松本周(3年)、齊藤が決めた関大北陽は5人目の井口も冷静に決めて5-4で勝った。

 勝ち点3を掴むことはできなかったものの、関大北陽は08年の校名変更後初の全国へ“半歩前進”だ。旧・北陽高時代は選手権、インターハイでそれぞれ全国制覇。全国常連の強豪校だったが、近年は激戦区・大阪をなかなか勝ち抜くことができず、選手権は94年度、インターハイも01年度を最後に全国から遠ざかっている。

 それでも14年に人工芝グラウンドが完成。環境面が整い、有力選手も集まってきているチームは15年のインターハイ予選で決勝リーグ進出し、今大会は磨いてきた堅守を存分に発揮している。J内定選手擁する興國高、選手権予選優勝校の大阪桐蔭高をいずれも延長戦を含む90分間を無失点で乗り切って勝利した。

 この決勝リーグも「引き分け狙いではなく、勢いを出し続けられるように。目標は3戦全勝」(矢田監督)と格上相手に挑戦し、まずは貴重な勝ち点を獲得した。井口は「自分たちの年代で歴史を変えてやるという気持ちで、新チームスタートした時から取り組んできた。絶対に全国行きます」と言い切り、片岡も「あと2試合全部勝って全国の切符つかめるようにチーム全員でやっていきたい。北陽高校ではなく関大北陽と言われるようにしたいです」と宣言した。残り2試合も全力で勝利を目指して歴史を変える。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2018

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