“勢いに乗っている”J2甲府がJ1浦和を圧倒!ホームでの第1戦を2-0先勝
ゲキサカ / 2018年6月2日 17時3分
[6.2 ルヴァン杯PO第1戦 甲府2-0浦和 中銀スタ]
ルヴァン杯は2日、プレーオフステージ第1戦を行った。山梨中銀スタジアムではヴァンフォーレ甲府と浦和レッズが対戦し、2-0で甲府が先勝した。なお、第2戦は埼玉スタジアムで9日に行われる。
B組2位でプレーオフステージに進出した甲府。5月26日のJ2第16節・大分戦(6-2)から2人を変更し、MF堀米勇輝とMF松橋優に代え、MF高野遼とFW森晃太を起用した。一方、C組首位通過の浦和は、MF橋岡大樹(19)がU-21日本代表に招集されているため、『21歳以下の選手を1名以上先発に含める』という条件を免除。また、DF槙野智章とDF遠藤航がW杯メンバーに入り、この試合は欠場となっている。
試合は立ち上がり早々に決定機が訪れる。甲府は前半2分、自陣セットプレーからカウンター発動。DFエデル・リマがボールを運び、敵陣中央でフリーのFW金園英学に預ける。金園はGK西川周作との1対1を迎え、右足を振り抜いたが、ゴール左に外してしまう。11分には、小塚が金園にスルーパスを送り、DF菊池大介がカットしたボールがDFマウリシオに当たってゴール方向に飛び、クロスバーを直撃。果敢に浦和ゴールに迫った。
すると、甲府が前半37分に先制する。右CKからMF佐藤和弘がショートコーナーを選択し、小塚がダイレクトでクロスを供給。うまく走り込んだDF今津佑太がヘディングシュートを叩き込み、先制のゴールネットを揺らした。5月19日以来の公式戦となった浦和は、徐々にポゼッション率を高めると、45分に決定機。右サイドからMFマルティノスがクロスを入れ、MF李忠成が打点の高いヘディングシュートを放つが、GK河田晃兵のファインセーブに阻まれ、前半を0-1で終えた。
1点リードで後半を迎えた甲府は6分、右サイドからDF湯澤聖人がゴール前へロングスローを供給。DF岩波拓也のクリアが中途半端になり、金園がPA中央でおさめて後方に落とし、小塚が右足シュートを沈め、リードを広げる。15分には、敵陣中央あたりで小塚がボールを受け、ペナルティーアーク内へ柔らかいボールを入れる。これに反応した金園が胸トラップから右足を振り抜くが、惜しくも右ポストを叩いた。
2点ビハインドの浦和は後半16分、李忠成に代えてDF森脇良太を投入。28分には、DF菊池大介をDF荻原拓也に代えた。甲府も森を下げてFW堀米勇輝を入れる。すると31分、MF佐藤和弘が絶妙なスルーパスをPA右へ送り、MF島川俊郎が足もとにおさめて中央へ折り返す。これを金園が右足で狙うが、岩波のブロックに阻まれた。
アウェーゴールが欲しい浦和は後半36分、MF長澤和輝に代えて、得点力のあるMF武富孝介をピッチに送り込む。終盤には、敵陣でパスをつなぐ時間が長くなるが、引いて守る甲府を崩すことができず、そのままタイムアップ。甲府がホームでの第1戦を2-0で制した。
甲府はこれで公式戦3連勝。1ゴール1アシストと結果を残した小塚は、試合終了後のインタビューで、「本当に多くのサポーターが詰めかけてくれて、選手は力が出ました。僕のゴールというより、チーム全員で前から行って取れたゴールだった。多くのチャンスは作れていたので、決めるだけだった。本当に勢いに乗っている。この勢いを止めることなく頑張っていきたい」と、今後に意気込んだ。
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