先の読めないシーソーゲーム…岡山は山形に一時逆転許すも2-2ドロー
ゲキサカ / 2018年6月2日 21時7分
[6.2 J2第17節 岡山2-2山形 Cスタ]
J2第17節が2日に行われ、暫定4位のファジアーノ岡山はホームで14位モンテディオ山形と2-2で引き分けた。前半14分にMF武田将平のゴールで先制し、同42分に山形のFW小林成豪、後半5分にFW阪野豊史に決められて逆転を許したが、同25分にCKからDF濱田水輝が同点弾を奪取。岡山は2試合負けなし(1勝1分)、山形は5戦無敗(2勝3分)となった。
岡山は長いボールとハイプレスで立ち上がりから押し気味に進めると、前半14分に先制する。右サイドのロングスローの流れからFW赤嶺真吾が落とし、PA手前中央の武田が反応。ダイレクトで放った左足のシュートがホップするようにゴール右上に突き刺さり、武田の今季初得点で1-0とした。
しかし、前節の金沢戦(1-2)で今季初の逆転勝利を飾った山形は、慌てずに反撃を試みる。前半40分、FW南秀仁が裏へパスを出すと、岡山DF増田繁人が処理を誤った隙を逃さずに小林が抜け出し、GK金山隼樹に倒されてPKを獲得。同42分に自らキッカーを務めた小林がGK金山の逆を突いて右足でゴール左に決め、自身の今季4点目でスコアをタイに戻した。
さらにハーフタイム明け直後にも南をきっかけにゴールが生まれる。後半5分、敵陣左寄りの位置から南が浮き球のパスを送り、PA内右に走り込んだ阪野が右足でダイレクトシュート。GK金山の左足に当たりながらもゴール右に決まり、2-1と逆転する。阪野は12試合ぶりの得点で今季3ゴール目を記録した。
だが、ホームの岡山も譲らない。後半25分に左CKからキッカーのMF上田康太が左足でクロスを供給し、PA内中央の濱田がDF加賀健一の上からドンピシャのヘディングシュート。豪快にゴール左へ突き刺さり、濱田の今季3点目で試合は振り出しとなった。
交代カードを使って攻勢を強める両チームの戦いは最後までスリリングな展開となったが、2-2でタイムアップ。勝ち点1を分け合う結果に終わった。
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