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2年生FW藤本が決勝点!内容悪くても「勝てる」長崎日大、2年連続の決勝進出:長崎

ゲキサカ / 2018年6月8日 5時47分

 追いついた諫早商は、スペースを的確に活用した攻撃で畳み掛ける。18分には葛西の縦パスに富崎が走り込み、22分にも右サイドを崩して富崎がゴールへ迫る。いずれも決定的なシーンになりかけたが、長崎日大は坂口がカバーして逆転を阻止。流れの悪い時間帯を凌いだ長崎日大が次の1点を奪った。

 後半27分、長崎日大は中盤中央でパスを受けた牧村が1タッチでスルーパス。タイミング良く抜け出した藤本がGKを右側からかわし、右足シュートをゴールに流し込んだ。我慢強く戦い、掴んだ1点に喜びを爆発させる長崎日大イレブン。大応援に後押しされた諫早商もすぐに反撃に出て決定機を作る。だが、32分にFW横尾隼己(1年)の折り返しからPAの岩本が放った決定的な右足シュートや、アディショナルタイムに横尾が放った右足シュートがわずかに枠を外れてしまう。

 最後まで集中力を切らさずに守りきった長崎日大が2-1で勝利。牧村は「(夏冬準優勝に終わった)去年の悔しさを忘れていないので、優勝するのが目標なので、こんなところでは負けていられない。(決勝でも)応援も含めて全員で一丸になって、下手くそでもいいんで泥臭く走って、全員で勝ちたいと思います」と雪辱の舞台での勝利を誓った。

 個性的な選手が多かった昨年から残った主力は牧村だけ。メンバーは大きく入れ替わっているが、それでも決勝まで勝ち上がった。亀田監督は「(今年は良い意味で)ヤンチャで伸びしろがありそう。冬に向けて、全国を見せてやりたい」と語る。東京五輪日本代表の指揮を執る森保一監督の母校は、12年ぶりの優勝を全員で勝ち取り、夏の全国を経験して成長を加速させる。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2018

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